株式会社Laboro.AI、CAGLAの株式を取得し子会社化を決定

CAGLAの株式取得に関するお知らせ

株式会社Laboro.AI（ラボロエーアイ）は、2025年3月17日の取締役会で、株式会社CAGLA（カグラ）の株式取得と子会社化を決定したことを発表しました。CAGLAは、豊田市に拠点を置き、企業向けのデザインやシステム開発、アプリケーション開発などを手掛けている企業です。

株式取得の背景

Laboro.AIは、オーダーメイド型AIソリューション『カスタムAI』を展開しており、CAGLAのもつグラフデータベース技術に注目しています。グラフデータベースは、データをノードとエッジで扱い、データ間の関係性を視覚的に示すことができるため、高速なデータ操作が可能です。CAGLAの技術を取り入れることで、Laboro.AIは生成AIや大規模言語モデルに関するプロジェクトの拡大を目指しています。

シナジー効果の期待

CAGLAの強みとLaboro.AIの専門性が融合することで、新たなソリューションの開発やデータ管理の提案が行えるようになります。特に、自動車産業を含む製造業との連携において、両社は互いの顧客基盤を生かし合うことができます。これにより、AIを活用した業務の効率化や、高度化が進むことが期待されるでしょう。

両社代表のコメント

Laboro.AIの代表取締役CEO 椎橋徹夫氏は、「今回の子会社化により、両社の強みを最大限に生かし、さらに挑戦的な産業貢献をしていく」と述べています。一方、CAGLAの代表取締役飯銅英隆氏は、「グラフデータベース技術とLaboro.AIのカスタムAIの連携により、革新的なサービス提供が実現できると確信している」と強調しました。

今後の見通し

株式会社Laboro.AIは、M&Aを通じた成長戦略の一環として、CAGLAの連結子会社化を進めています。今後の業績や市場動向については、速やかに情報を開示するとしています。両社の強みを活かし、業務を拡大していくことで、より新しい技術と価値の提供を行っていくことが期待されます。

公式な詳細情報はLaboro.AIのIR情報ページにて確認できます。公式ウェブサイトへのリンクも併せてご参照ください。