障がい者の新たな働き場「コルディアーレ札幌農園」が開設

2025年2月、北海道札幌市厚別区に新たに「コルディアーレ札幌農園」がオープンします。これは株式会社JSHが展開する地方創生型の障がい者雇用支援サービスの一環であり、九州以外では初めての出店となります。これにより、障がい者が安心して仕事に取り組むことができる環境がさらに広がります。

障がい者雇用支援の新たな拠点

「コルディアーレ札幌農園」は、精神科看護の専門知識を活かした職場環境を整えています。看護師が常駐し、関係機関との連携を図ることで、仕事を行う障がいのある方々が抱える悩みに寄り添い、安心して働ける環境をサポートしています。ここでは、通勤サポートや自己実現に向けた支援を通じて、それぞれの特性に応じた働き方を実現しています。

農園は21区画を有し、そこで63名の障がい者が就労することが可能となります。水耕栽培を利用した衛生的な環境での業務は、持続可能な成長を目指し、農業未経験者も安心して取り組むことができるよう設計されています。

就労支援の取り組み

この農園では、障がい者への雇用機会を提供するだけでなく、定期的に見学会を開催して就労希望者やその家族が実際の働く環境を確認できる機会を設けています。これにより、初めての就労の方も安心して作業に入ることができます。就労を希望する方々は、農園内の雰囲気や設備を実際に体験し、より良い選択をする機会が得られます。

また、単なる人材紹介に留まらず、就労を開始した後も定着支援を行い、長期にわたる安定した就労を目指す関係構築を進めます。精神科医療の知見を最大限活用し、障がい者の方々が職場に定着できるよう、手厚いサポート体制を整えています。

地域貢献の理念

株式会社JSHは、「人を通じて、喜びを作り、幸せを作る。」という理念のもと、地域社会との共生を目指しています。全国で障がい者雇用支援サービスを展開する中、初めての北海道への進出は、地域の特性やニーズに応じた支援を行い、障がい者の自立をサポートするための大きな一歩です。今後、この北海道農園を通じて、さらなる地域貢献を目指していきます。

無料セミナーの開催

また、株式会社JSHでは、障がい者雇用に関する知識を深めるための無料セミナーも定期的に実施しております。これに参加することで、法改正のポイントや職場の構築に関する知識を習得することができ、企業の責任を全うしながら、障がい者と共存するための理解を深めることができます。

詳しくは、JSHの公式サイトをご覧くださいこちら。

「コルディアーレ札幌農園」の開設は、障がい者がより豊かに生活し、社会と共に生きるための新たなステージを提供することにつながります。地域の皆様とともに、次の社会を築いていくことを目指して、今後も活動を続けていくことでしょう。