学生のデザイン力を活かした新たな商品展開
有限会社ポップ・アイが運営する楽天ショップ「イヌのかんばんや」が、「東京デザインテクノロジーセンター専門学校」とのコラボレーションを通じて、学生のアイデアを商品化した新商品を販売開始しました。コロナ禍において学生に実習の場を提供する取り組みの一環として実現したこのプロジェクトは、学生たちの創造力を発揮できる貴重な機会となっています。
商品の概要と特徴
今回、発売された商品は主に「マスクスタンド」と「ステッカー」の2種類です。商品のデザインテーマは「自分が欲しいデザイン」。これを受けて、全国から92名の学生が参加し、合計131点の多様なデザインが集まりました。厳正な審査を経て、マスクスタンドからは1名、ステッカーからは6名のデザインが選ばれ、商品化が決定。すでに楽天市場での販売が始まっています。
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価格: 3,630円(税込)
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サイズ: W170×D170×H200mm
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材質: 3ミリ厚透明アクリル板、UVカットラミネート加工(マット仕上げ)
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価格: 880円(税込)
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サイズ: W100×H148mm(台紙サイズ)
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材質: 溶剤系インクジェット印刷塩ビシート貼り、UVカットラミネート加工(マット仕上げ)
商品の販売ページは以下で確認できます。
マスクスタンド購入ページ
ステッカー購入ページ 1
ステッカー購入ページ 2
ステッカー購入ページ 3
ステッカー購入ページ 4
ステッカー購入ページ 5
ステッカー購入ページ 6
コラボレーションの背景
ポップ・アイが「イヌのかんばんや」を開店した当初、同社製品の主要な顧客はビジネス用の商品を求める層でした。実用的な商品のニーズは高い一方で、若者たちが楽しめるデザインや使い方の提案が求められていました。このような状況の中、コロナ禍での営業スタイルの変化を受けて、学生たちとのコラボレーションが再浮上しました。
コロナウイルスの影響で対面での授業や営業が困難となる中、ビデオ通話やオンラインプラットフォームを利用してコミュニケーションを行うことで、物理的な距離を超えたコラボレーションの実現が可能となりました。学生たちは自宅から自由な発想でデザイン案を提出し、フィードバックを受けるこの新しいスタイルは、双方にとって新たな学びの場となったのです。
産学連携によるプロジェクト
本プロジェクトは、東京デザインテクノロジーセンター専門学校の「産学連携教育システム 企業プロジェクト」を通じて実施されました。このプログラムは、実際の企業と連携しながら、学生にプロジェクトを体験させることを目的としています。教育と実務の間に掛け橋をかけ、学生たちは即戦力としてのスキルを身につけることができます。
未来への展望
ポップ・アイの取り組みは、ただ単に商品を販売するだけでなく、学生たちに実践的な学びを提供し、制約にとらわれないデザインの可能性を広げることを目指しています。これからも、学生たちとの連携を深め、より多くのクリエイティブな商品を世に送り出していく意気込みです。学生たちのデザインが多くの人々に愛されることを期待し、これからの展開に目が離せません。