河村電器産業の新しい物流センターが完成!
愛知県瀬戸市にある河村電器産業が、新たに物流センターを竣工させました。この新しい施設は、従来の物流センターの機能を一新し、配送サービスのさらなる強化を目指しています。その鍵となるのは、分散していた倉庫の統合と構内輸送の効率化です。
具体的には、トラックの輸送距離を短縮することでCO₂排出量を削減し、環境への配慮を忘れません。物流品質と安全性を向上させるため、垂直型連続運搬装置や荷物用エレベーターといった最新の設備が導入されており、この結果、配送量は従来に比べ10〜15%増加する見込みです。
当センターでは、十分な在庫の確保が可能となり、多様なニーズに柔軟に対応できる配送体制の構築が進められています。さらに、国土交通省の物流総合効率化計画による認定を取得し、第一類倉庫として営業倉庫の登録も行なっています。これは、業界での信頼性向上にも寄与するでしょう。
この新物流センターは、河村電器産業の関連会社である河村物流サービス株式会社が運営、管理しており、経営執行役社長の中根誠氏が先頭に立って進めています。物流業務の効率化だけでなく、安全性や品質をさらに高め、さらなる事業活動の強化を図っていくとのことです。
カワムラ物流センターの概要
- - 運営会社: 河村物流サービス株式会社
- - 住所: 愛知県瀬戸市山の田町155番地
- - 延べ床面積: 約5,803坪(約19,150㎡)
- - 主要配送品目: 配電盤、キャビネット、遮断機、開閉器、各種部品など
河村電器産業の新物流センターは、単なる物流拠点ではなく、先進的な物流システムの実現を目指しています。これにより、使用機会の最適化と環境負荷の低減を実現し、持続可能な社会への貢献も果たしていく所存です。今後の展開にも期待が高まります。