スポGOMIワールドカップ2025 宮城STAGEで「Sanyo仙台」が大活躍！

スポGOMIワールドカップ2025 宮城STAGE、雨の中での大奮闘

2025年3月16日、宮城県仙台市太白区にあるあすと長町杜の広場公園周辺で、待望の「スポGOMI ワールドカップ 2025 宮城STAGE」が開催されました。このイベントは、日本財団が企画し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが運営を担当しました。13チーム、39名の参加者が集い、雨の中での熱い競技が繰り広げられました。

雨の中での挑戦

未明から降り始めた雨の中、各チームは一斉に会場に集合しました。競技の前に、寒さからの健康リスクを考慮し、競技時間は60分から45分に短縮されることが発表されました。参加者は公式提供の合羽を着たり、ポンチョを装着したりして、万全の準備を整えました。

スタートと作戦会議

各チームが作戦会議を行い、どの区域に向かうか、どこに高ポイントのゴミが多いかを議論しました。競技がスタートすると、参加者たちは一斉に新幹線のガード下や公園に向かって速足で移動しました。この場所には昨年優勝した「竹親連合会」や、惜しくも2位だった「Sanyo仙台」が向かうなど、各チームがしっかりと考えられた作戦をもとに行動しました。

優勝チームの成果

雨の中でも「Sanyo仙台」は、総計14.104kgのゴミを集め、2033.4ポイントを獲得し、400ポイント以上の差をつけて優勝を果たしました。この見事な勝利により、彼らは2025年9月に開催される全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出が決まりました。

参加者の感想

競技エリアには、多くの飲食店が立ち並ぶ地域であり、実際それほど「海洋ごみ」をイメージしにくいかもしれません。しかし、「海洋ごみの8割は私たちの街から流れ着いたもの」であるとの説明を受け、参加者は環境問題を身近に感じることができました。全13チームが協力して集めたゴミの総量は60.039kgに達し、参加者たちは達成感に満ちた笑顔で計量に臨む姿が印象的でした。

最後に

「Sanyo仙台」の優勝コメントでは、「昨年の2位をリベンジできて良かった。次の日本STAGEも頑張ります！」と意気込む声が。さらに参加者からは、「雨の中だったが、競うことで非常に楽しくゴミ拾いができた」というポジティブな感想も多く寄せられました。スポGOMIは、ただゴミを拾うだけでなく、環境意識を高める絶好の機会を提供しています。今後もこの活動が広がっていくことを期待しましょう。