ダウン症のサポートを強化する基金助成が決定
2026年1月16日、公益財団法人日本フィランソロピック財団(東京都港区、代表理事:岸本和久)は、第3回「ダウン症住居と就労環境整備基金」の助成先を発表しました。この基金は、ダウン症をはじめとする知的障害を持つ方々の生活の質を向上させる取り組みを支援するためのもので、助成総額は6,792,000円です。助成対象期間は2026年1月から12月までの予定です。
助成先の団体とその事業
助成が決定した団体とその取り組みは以下の通りです。
1.
社会福祉法人いたみ杉の子(兵庫県)
事業名:「一般就労を目指す就労選択支援事業」
助成金額:3,000,000円
この事業は、ダウン症の方々が一般企業での就労を目指すための支援を行います。具体的には、職場での実習を通じたスキル向上や、就労への意欲を高めるプログラムが計画されています。
2.
社会福祉法人たんぽぽ(兵庫県)
事業名:「安全と安心を届けたい!グループホームの門扉設置事業」
助成金額:792,000円
グループホームの安全性を高めるための門扉設置を目的としたこの事業は、精神的にも物理的にも安定した住環境を提供します。
3.
社会福祉法人やまと福祉事業団(奈良県)
事業名:「米の備蓄で暮らしの安全確保と災害時も途切れない食の備え」
助成金額:3,000,000円
災害時に備えた米の備蓄プロジェクトは、食の安全を確保し、日常生活の質を維持する重要な取り組みです。
「ダウン症住居と就労環境整備基金」とは
ダウン症を持つ方々は、かつては「平均寿命が短い」とされていましたが、医療の進歩により寿命が延びつつあります。しかし、その延びた寿命を健やかに過ごすためには、地域社会との関わりや老障介護の問題等の新たな課題にも取り組む必要があります。
「ダウン症住居と就労環境整備基金」は、18歳以上のダウン症を含む知的障害者が共同生活を営むための環境づくりや、就労のサポートを充実させることを目指しています。この基金は、安心して生活できる場を提供し、仲間と共に豊かな人生を送ることを目指します。
公益財団法人 日本フィランソロピック財団について
日本フィランソロピック財団は2020年に設立され、社会貢献事業への資金提供を中心に活動しています。寄附を募集し、それを基金として管理・運営することで、助成や奨学金、顕彰などさまざまな事業を展開しています。
寄附者の想いを「意義ある寄附」として育み、未来への投資を通じて、より良い社会の実現を目指しています。
詳しくは公式ホームページをご覧ください:
日本フィランソロピック財団
このような取り組みが進むことで、ダウン症を持つ方々の生活環境が改善され、より多くの人々が豊かな人生を築くことが期待されます。