一橋大学の野間教授が株式市場の新展開を語るオンラインセミナー

株式市場の新たな潮流を探るオンラインセミナー

2025年3月6日、株式会社レイヤーズ・コンサルティング（東京都品川区）は、一橋大学大学院の野間幹晴教授を招き、オンラインセミナー『形式的な取り組み、開示では許されない株式市場が求めるROIC・資本コスト経営の実践と具体的施策』を開催します。このセミナーでは、特に企業価値向上やROIC（投下資本利益率）について深掘りしていきます。

なぜ今、資本コスト経営が求められるのか？

2023年4月、東京証券取引所（東証）は、企業経営において「資本コストや株価を意識した経営」の重要性を訴え、プライム市場では約90%、スタンダード市場では約50%の企業がその取り組みを開示したと報告しています。しかし、2024年10月には、取り組みの甘さを指摘し、形式的な対応は通用しないと警告しています。この背景には、毎日変化する市場環境の中で、投資家からの期待が高まっていることがあります。

投資家は、単なる定量的数字ではなく、企業の成長や持続可能性へ向けた具体的な施策を求めています。そのため、企業は従来のやり方を見直し、さらなる具体性と透明性を持った経営を実践する必要があります。

セミナー内容と講演者の紹介

このセミナーでは、野間教授がコーポレートファイナンスの理論を基にした実践的な情報を提供します。具体的には、企業価値評価や資本コスト経営についての講演があるほか、ROICを本格的に導入し、企業経営や事業マネジメントにどのように活かすかに焦点を当てます。

野間幹晴教授の経歴

野間教授は、一橋大学大学院経営管理研究科の教授であり、企業の価値評価や財務会計の専門家です。さまざまな受賞歴に恵まれた彼の研究は業界においても高く評価されています。今回のセミナーを通じて、彼の貴重なナレッジを学ぶことができる貴重な機会となります。

参加者にとってのメリット

株式会社レイヤーズ・コンサルティングからは、過去の成功事例や実績に基づく洞察を共有し、どのようにして資本収益性を改善してきたのかを解説します。参加者は、理論だけでなく実際のケーススタディから学ぶことができるでしょう。これにより、自社の経営課題解決に向けた具体的な施策を考えるヒントが得られるはずです。