大王海運が業界での輝かしい受賞を果たす
2024年3月21日付の日本経済新聞朝刊にて、大王海運が発表した広告『陸から海へ。運び方改革。』が、一般社団法人日本BtoB広告協会主催の第45回「2024日本BtoB広告賞」において新聞広告部門の銅賞を受賞したことが発表されました。この受賞は、同社が取り組んできた物流の効率化や環境負荷の軽減に向けた努力が評価された証でもあります。
受賞作品の背景と意図
受賞した広告は、「物流の2024年問題」をテーマにしており、それに対する解決策として「RO-RO船」の利用を提案しています。この作品では、物流問題に直面する社会に対して、改革の必要性を強調するメッセージが込められています。過去の経験から、物流の効率化が必要不可欠であると認識した大王海運は、製品の輸送方法を革新する新しい提案として「RO-RO船」を選びました。
広告のデザインは、夜明けの空を背景にし、問題解決を象徴しています。具体的には、陸上から海上へのモーダルシフトを促進する内容に仕上がっており、視覚的なインパクトを与えています。製品を迅速かつ効率的に輸送するための新たな選択肢を示すことで、業界内外に大きな反響を呼んでいます。
日本BtoB広告賞とは
この賞は1980年から開催されており、BtoB広告の普及と振興を目的としています。広告の制作プロセスや企業コミュニケーション活動において、優れた作品を表彰することにより、広告業界全体の水準向上が期待されています。他の入賞作と共に、大王海運の業績は社内外での評価をさらに高めることでしょう。
大王海運についての概要
大王海運は1985年に愛媛県四国中央市で創業しました。以来、港湾運送事業や外航船による製紙原料の輸送を基盤に成長を遂げています。特に、四国中央市の製紙業の発展と共に、地域の物流を支える重要な役割を果たしてきました。業務は海運だけでなく、倉庫業や自動車運送業、通関業、さらには産業廃棄物収集運搬業など、多岐にわたります。
現在、大王海運は関東や関西、さらには東北から九州、沖縄にかけて商圏を広げています。仙台から沖縄まで9か所の営業所を展開し、全国規模での物流サービスを提供。さらに、四国最大のコンテナ取扱量を誇る三島川之江港を重要拠点とし、環境負荷を減らすための「モーダルシフト」推進にも積極的です。
今後の展望
受賞を機に、大王海運は今後も持続可能な社会に向けた取り組みを加速させていく方針です。特に、「RO-RO船」を活用し、環境に優しい輸送手段を提供することに力を入れる活用に注力。また、優良通関事業者としてAEO(Authorized Economic Operator)制度によるダブル認定を受けていることも、信頼性の面で大きな強みとなっています。
「私たちはお客様の課題解決に貢献するため、常に革新的なアイデアを追求し続けます」とのコメントを受け、大王海運の今後の developments を期待いたしましょう。
企業情報
- - 社名:大王海運株式会社(DAIO KAIUN CO.,LTD.)
- - 設立:1985年11月1日
- - 資本金:4,800万円
- - 売上高:322億円
- - 従業員:140名
- - 営業品目:海上運送業、船舶代理店業、通関業など
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