カインズと吉川警察署が連携し安全なまちづくりを推進

カインズ吉川美南店と吉川警察署が協定を締結

埼玉県吉川市で展開されるカインズ吉川美南店は、2025年12月2日、吉川警察署との間に「安全・安心なまちづくりに関する協定」を締結しました。この取り組みは、地域の住民がより安全で安心に生活できるまちの実現を目指しています。締結式には、吉川警察署の長原則夫署長やカインズ吉川美南店の店長石井幸太郎が出席し、地域の安全を守る新たな一歩に期待が寄せられました。

協定の目的と内容

この協定は、吉川警察署とカインズ吉川美南店の間で相互の連携を強化するために結ばれたものです。具体的には、吉川美南店の駐車場内に警察車両専用の待機場所を設けるほか、警察が実施する防犯活動や地域イベントへの協力を通じて、安全な地域づくりに貢献します。さらに、以下の6つの事項についての連携が約束されています。

1. 犯罪の予防に関すること。
2. 交通安全に関すること。
3. 防災に関すること。
4. 青少年の健全育成に関すること。
5. 子どもや高齢者、疾病者などの保護や通報。
6. 上記に関する広報啓発や情報の提供・発信。

カインズは店内掲示板や館内放送を活用し、啓発活動に協力するほか、従業員が犯罪や不審者に関連する情報を認知した際には、速やかに警察へ通報することにも積極的に取り組んでいく方針です。

地域との連携強化

カインズは、埼玉県内で今後もさらなる地域連携を進めます。2024年には、浦和美園店、鶴ヶ島店、羽生店などの6店舗が、それぞれの地域管轄警察署と同様の協定を締結予定です。地域の安全を守るためのこの取り組みは、カインズの「くみまち構想」にも関連しています。この構想は、地域のニーズに耳を傾け、地域に役立つ事業を展開することにより、住民が自立し、共に楽しむことができる「まち」を実現することを目指しています。

カインズのブランド哲学

カインズは、29の都道府県に262店舗を展開するホームセンターチェーンで、「くらしDIY」をブランドコンセプトに掲げています。お客様一人ひとりに親切なサービスと、創意工夫あふれる店舗づくりを通じて、地域社会の発展に寄与しています。カインズは「くらしに、ららら。」をテーマに、お客様と共に日常を豊かにする商品・サービスを提供し続けています。

このような取り組みを通じて、カインズは地域社会との関係をより深め、住民にとって安心して暮らせる環境づくりに向けて邁進していきます。今後も新たな具体的な取り組みについては、各警察署と協議を重ねていく方針です。