学校向け『ICTかるた』寄贈の取り組み
IT人材教育を手掛ける株式会社SEプラスは、新たにIT用語を楽しく学べるかるた『ICTかるた』を製作し、全国の学校に無償で寄贈するプロジェクトを発表しました。2025年の2月20日から3月31日の間に、希望する学校の申込を受け付けるこの取り組みは、教育分野におけるIT知識の普及を目指しています。
取り組みに至る背景
急速に進化するAIやIT技術の中で、多くの業界が直面しているのがIT人材の不足です。この課題を解決するためには、学生たちの間にITに対する関心を高める必要があります。そこでSEプラスは、これまでの教育形式を超え、遊びながら学べる教材を開発することにしました。
『ICTかるた』は、50種類のICT用語を学べるかるた形式の教材で、遊びながら学ぶことができるため、学生たちの興味を引きつけることが期待されています。寄贈先の教師や生徒からは、「遊びながらICT用語を学べる」と好評を得ています。
寄贈の詳細と申込方法
寄贈についての案内は、公式に設けられた申込フォームで行われます。寄贈先は、初回限定で20校となっています。申込は2025年の3月31日まで受け付けるのですが、早めに申し込まないと枠が埋まってしまう可能性があります。
以下の条件を満たす必要があります:
- - 学校で使用すること
- - 2025年の9月までに使用開始すること
- - 使用後の感想を提供することに同意すること
寄贈数は最大10セットまでで、応募数が寄贈予定校数を超える場合は、先着順で決まるため早めの申し込みが推奨されます。
ICTかるたの内容
『ICTかるた』は、読み札と取り札を合わせて100枚のカードから構成されており、それぞれにICT用語の解説が施されています。監修には、IT書籍のベストセラー著者であり講師の矢沢久雄氏が関わっており、質の高い教育が保証されています。対象年齢は10歳以上であり、小学校の授業に最適です。
SEプラスの意義と展望
SEプラスのe&TS Div. Manager、山田裕輔氏は、この取り組みの意義を次のように語っています。「学生達が遊びながら勉強できることの重要性を感じ、多くの学校で活用してもらいたいと思っています。寄贈は限られた数ですが、興味があればぜひお申し込みを!」と呼びかけています。
株式会社SEプラスについて
株式会社SEプラスは、IT書籍に特化した出版社翔泳社の一部門として設立され、2001年に独立した企業です。東京・千代田区に本社を構え、IT教育サービスおよび医療分野の人材紹介事業を展開しています。お求めやすい価格で質の高いIT教育を提供し続け、自社サイトやYouTubeチャンネルなどを通じて、最新の教育動向を発信しています。
この取り組みを通じて、未来のIT人材の育成と、より良い教育環境の提供を実現していくことが期待されています。