emomeが「シニアビジネス オープンイノベーションラボ」を発表
東京都港区に本社を置く株式会社emome(エモミー)は、新たなプロジェクトとして「シニアビジネス オープンイノベーションラボ(通称SBOIL)」を創設しました。このラボは、異なる分野の大企業との協業を通して、高齢者向けのサービスを向上させることを目的としています。
emomeの取り組み
emomeは、介護施設をハブにすることで、高齢者がエンターテインメントや美容など多様な体験を楽しむことができる包括的な「良き生活」の提供を目指しています。これまでに株式会社小田急百貨店やコニカミノルタ株式会社を含む約20社との協業を進めてきました。新興企業であるemomeだけでは実現が難しいこれらの取り組みは、大企業の持つ資源やノウハウと統合することで成功を収めています。
SBOILの具体的な活動内容
「シニアビジネス オープンイノベーションラボ」では、シニア向けの新たなビジネスを開発したい企業を対象に、Proof of Concept(PoC)を通じて事業モデルを構築し、介護施設を介したマーケティング戦略を設計します。また、他のパートナー企業を募集し、コミュニティの拡大を図ることで、より多くの価値を高齢者に提供するための基盤を強化します。
emomeの独自性
emomeの最大の強みは、その業界に関する豊富な知識と、全国の介護施設との強固なネットワークにあります。このネットワークを活用することで、多様なターゲット層に対してヒアリングやPoCを実施し、実際のニーズに基づいたサービスの開発が可能になります。これにより、新たな事業を立ち上げ、介護施設をシニアマーケティングの重要なチャネルとして活用する戦略を描いています。
未来への呼びかけ
「シニアビジネス オープンイノベーションラボ」では、シニア向け事業を新たに開発したい企業や、ラボのパートナー企業を募集しています。この新しい取り組みは、高齢者に対するサービスをさらに豊かにし、社会全体としても高齢者を支える体制を強化することにつながります。
本事業に関する詳しい情報は、emomeの公式ウェブサイト(https://emome.co.jp/contact)でご確認ください。設立から間もないこの新興企業が、高齢者にとってより良い未来を創出するための一歩を踏み出しました。非常に期待されるこのプロジェクトに、ぜひとも注目したいものです。