講師鳥海修のセミナーで書体の魅力に迫る
株式会社モリサワが主催する「Font College Open Campus」(FCOC)16が、2024年11月7日(木)に開催されます。このセミナーでは、字游工房の書体設計士である鳥海修氏が「私と書体と背景」とのテーマで講演を行います。
開催概要
今回のイベントは会場参加型のセミナーで、参加希望者の定員は50名です。会場はモリサワ東京本社で、参加は無料です。また、セミナーの収録動画は11月21日(木)にオンラインで配信されるため、遠方の方でも楽しむことができます。オンライン視聴には500名までの参加枠があります。
セミナーの内容
本セミナーの特徴は、初心者にも分かりやすい内容で構成されている点です。書体デザインやブランディングに関する具体的なテーマを扱い、鳥海氏自身の経験や影響を受けた要素を通じて、書体設計の重要な背景を解説します。特に、「なぜこの書体が生まれたのか」という問いかけは、参加者に新たな発見をもたらすことでしょう。
鳥海修氏の経歴
鳥海修氏は、1955年に山形県で生まれました。多摩美術大学を卒業後、79年に写研に入社し、89年には字游工房の設立に関与しました。ヒラギノフォントなど、数多くの書体制作に携わり、その功績により数々の賞を受賞しています。最近では「松本文字塾」を主宰し、明朝体の仮名の制作について指導を行っています。
書体とデザインの新たな視点を
このセミナーは、書体デザイナーやグラフィックデザイナー、Webデザイナー、DTPオペレーターなど、日常的に書体に関わっている方々にとって、さらなる理解を深める絶好の機会です。参加を通じてデザインの幅を広げるヒントを得られることでしょう。
詳細と申し込み
参加に興味のある方は、株式会社モリサワの公式サイトから詳細情報を確認の上、ぜひお申し込みください。定員が設定されているため、早めの行動をお勧めします。資料の配布も予定されており、学びをより深めるチャンスとなります。
この機会に、書体の魅力をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。新たな視点が得られること間違いなしです。