情報通信技術分科会が新たな電波利用環境について審議を開始
情報通信技術分科会が新たな電波利用環境について審議を開始
令和7年7月29日、総務省の情報通信技術分科会が主導する「電波利用環境委員会」のCISPR B作業班が第27回目の会議を開催します。この会議は、ウェブ上で行われる形式で、全国各地からの参加者が集まる予定です。
会議の目的と議題
今回の会議では、以下の主な議題が設定されています。
1. CISPR B小委員会 WG等 国際会議審議結果
国際的な会議での議論結果を振り返り、今後の活動の方向性を検討します。
2. CISPR B小委員会 対処方針(案)
参加者たちは、現状に対する具体的な対処方法について意見を交わすことでしょう。
3. 電波利用環境委員会報告(案)
電波の利用状況や環境保護に関する委員会の報告案が討議されます。
4. CISPR B小委員会 参加者(案)
今後の活動に向けて、委員会への参加者に関する案も取り上げられるでしょう。
5. その他
これには、上記以外の重要事項も含まれ、幅広く議論される見込みです。
傍聴について
会議に興味がある方は、令和7年7月28日までに傍聴の申し込みが必要です。申込は専用のフォームから行い、登録した方にはWeb傍聴の方法をメールで通知します。多くの申し込みがあった場合、抽選が行われることもあるため、注意が必要です。
傍聴時の留意事項
傍聴者には、静粛に行動することが求められます。また、特に認められた場合を除き、会議の録画や録音は厳禁です。会議の妨害行為は固く禁じられていますので、指示に従うよう心掛けましょう。
今後の展望
これらの活動を通じて、日本の電波利用環境の改善が期待されます。国際的な議論も踏まえつつ、各委員が持つ専門知識が生かされる場となっているため、業界全体の発展にもつながることでしょう。
総務省が主導するこの取り組みは、ただの会議に留まらず、電波利用に関する新たな知見や方針が生まれる貴重な機会です。今後の動向から目が離せません。