スタートラインユニバーシティ
2025-05-26 11:34:00

障害者就業支援を専門とする人材育成の新たな場「スタートラインユニバーシティ」

障害者就業支援を専門とする人材育成の新たな場「スタートラインユニバーシティ」



障害者雇用支援を通じて、自らの可能性を最大限に生かし、自分らしい生き方を実現する社会の構築を目指す株式会社スタートライン(東京都三鷹市)は、2025年5月に社内大学「スタートラインユニバーシティ(SLU)」を設立しました。この取り組みは、同社が掲げる「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」という理念に沿ったものであり、全ての従業員が自己成長し、キャリアを形成するための最適な環境を提供しています。

SLU設立の背景


スタートラインは、2009年の創業以来、障害者雇用の分野で多様な働き方を提供し、社会の中での「自分らしさ」を大切にするために従業員が成長できる環境が重要であると考えました。特に、障害者就業支援には多様な専門知識が求められることから、SLUの設立が決定されました。SLUでは、従業員が必要なスキルを身に付け、キャリアを築くための資源を提供することを目的としています。

有効な学びの場


SLUでは、複数の研修プログラムが用意されています。基礎コースと専門コースに分かれており、従業員は自分の必要なスキルに応じて段階的に習得していくことができます。基礎コースは、業務に必要な基本的なスキルを学び、職場での成果を向上させることを目的としています。また、専門コースではリーダーシップや特定業務に必要な高レベルな知識を学ぶことができます。

特に注目すべきは、支援技術レベル別コースです。このコースでは、初心者からマスターまでの支援技術を体系的に学び、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を通じて実践的なスキルを習得します。このように多様なコースを設けることで、従業員の能力向上を支援し、社内での実践に役立てることが可能となります。

マスター育成コース


SLUの目玉プログラムは、支援技術レベル別コースの最上位にあたる「マスター育成コース」です。このコースでは、支援技術のスペシャリストを育成するためのカリキュラムが用意されており、プログラムを修了した参加者は「マスター」として正式に認定される仕組みになっています。特に、CBS(文脈的行動科学)を中心に、実践的な職業リハビリテーション技術を学ぶことができます。

受講者は、応用行動分析や認知行動療法、カウンセリングスキルなど、多岐にわたるトピックを学習し、これを業務に生かすことが期待されています。プログラムは74時間を見込み、通常授業に加えて特別授業も設定されており、オンラインでの受講も可能です。

今後の展望と成果


マスター育成コースの第1期生には、厳正な選考を経て18名の社員が選ばれました。この選抜された人材が、今後の障害者就業支援のプロフェッショナルとして活躍することが期待されています。また、SLUのカリキュラムは今後も拡充され、従業員のスキル向上を持続的に支援し続ける計画です。SLUで射止めた知識は、実際の現場でも活かされ、経験値を高めることに繋がります。こうした努力を重ねることで、スタートラインはより多様で豊かな社会の実現に寄与していくことでしょう。

株式会社スタートラインについて


スタートラインは、ABA(応用行動分析)やCBS(文脈的行動科学)、第三世代の認知行動療法を基に、障害者雇用の新たな場づくりと定着支援を一手に担う企業です。障害者雇用支援サービスを通じて、多くの人々の可能性を広げ、誰もが自分らしく生きる社会を実現するために邁進しています。


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会社情報

会社名
株式会社スタートライン
住所
東京都三鷹市上連雀1-12-17三鷹ビジネスパーク1号館3F
電話番号
050-5893-8926

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