アース製薬、健康経営銘柄2025に初めて選定される！

アース製薬、健康経営における新たな挑戦

アース製薬株式会社が、経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「健康経営銘柄2025」に初めて選定されたことが明らかになりました。この選定は、企業が従業員の健康を重視する取り組みを特に評価された結果です。さらに、アース製薬は「健康経営優良法人～ホワイト500～」にも5年連続で認定されており、企業としての健康経営の優位性が際立っています。

アース製薬の健康経営の基盤は、「従業員が健康でなければ、企業に未来はない」という理念に置かれています。この考え方のもと、2019年に「アース健康宣言」を制定し、従業員とその家族の健康管理を重要視しています。健康経営の推進には、責任者に上席執行役員を配置し、部門横断的なチーム「従業員と家族の健康を推進する委員会」を設け、実行力ある施策を展開しています。

その具体的な活動の一環として、月に1度のミーティングや社内外への情報発信を行い、従業員とその家族の健康推進に関する実務を進めています。また、健康経営に関する戦略マップを作成し、KPIの検証も行い、企業全体の健康経営の改善に取り組んでいます。

従業員の健康管理を全面サポート

2022年には「ウェルビーイング推進課」を設置し、専任の産業保健師を採用しました。これにより、健康保険組合やグループ企業との連携体制を整え、従業員の健康管理をより一層強化しています。具体的な目標として、定期健康診断の有所見率やプレゼンティーイズムによる生産性損失の割合をKPIとして設定し、2030年までの達成を目指しています。

従業員の健康管理のフォローアップやヘルスリテラシー向上のための施策、健康調査の実施など、様々な取り組みが行われています。これにより、従業員の健康課題を把握し、必要なサポートを提供することが可能になっています。

禁煙支援も充実

アース製薬は健康経営の一環として、禁煙に向けた活動も行っています。禁煙セミナーを通じて喫煙がもたらす健康影響を説明し、希望者には禁煙プログラムの支援も行っています。全社敷地内・就業時間内の禁煙を2024年1月から導入予定で、喫煙率は2018年の27.9%から2024年には18.8%へと大幅に減少する見込みです。

健康経営銘柄の意義

「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定するもので、従業員の健康管理を経営視点で実践する上場企業から特に優れた企業が評価されます。アース製薬の選定は、企業の健康経営に対する真摯な取り組みの結果であり、今後のさらなる発展が期待されています。

100周年に向けた新たなステージへ

アース製薬は、2025年に設立100周年を迎えます。「生命と暮らしに寄り添い、地球との共生を実現する。」という理念のもと、大阪難波での創業以来、人々の健康と快適な生活の実現に真摯に向き合い続けてきました。現本社は東京都千代田区にあり、兵庫県赤穂市には研究棟と数つの工場があります。虫ケア製品や入浴剤、オーラルケア商品を国内外に展開し、今後もさらなるグローバル展開を加速させる方針です。

アース製薬はすべてのステークホルダーへの感謝を忘れず、次の100年に向けて果敢なチャレンジ精神で多くの人々の暮らしに寄り添う姿勢を貫いていくことでしょう。