ボルドー・プリムール2024がTERRADA WINE MARKETで発売決定！

ボルドー・プリムール2024、待望の発売決定！

東京都品川区に拠点を置く寺田倉庫株式会社が運営する「TERRADA WINE MARKET」は、2025年6月2日（月）に「ボルドー・プリムール2024」の発売を発表しました。ボルドー産のワインはその熟成プロセスを通じて深い香りや味わいを醸し出し、長期にわたり楽しむことができるのが特徴です。

ボルドー・プリムールとは？

ボルドー・プリムールは、ワインの樽で熟成中に製品としての販売が行われる、フランス・ボルドー地方に特有の流通システムです。秋に収穫されたブドウから作られたワインは、出荷までに2〜3年を要し、例えば2024年ヴィンテージであれば2027年以降の出荷となります。このシステムを利用することで、新鮮な状態で希少な名品を市場価格よりもお得に購入することができます。

さらに、中間業者を介さないため、ワインは優れたコンディションで手元に届くことが大きな魅力です。この文化は、ボルドーの生産者が早期に資金を得るために確立された商習慣が起源となり、現在はボルドー全土を賑わせる伝統行事となっています。

2024年ヴィンテージの特性

2024年ヴィンテージはエレガントさが際立っており、アルコール度数が控えめなため、1990年代を彷彿とさせる繊細な味わいです。ブドウの生育期に困難があったため生産量は減少しましたが、価格は過去2年と比べても約30％から50～60％の低下が予想されています。特に白ワインは高品質が期待され、赤ワインは生産者の選択によって品質が左右されます。全体として、軽やかな果実味と酸、緻密なタンニンが調和した魅力的なブルゴーニュスタイルを楽しむことができるでしょう。

オンラインセミナー開催

特別販売の開始を記念し、2025年6月30日（月）にオンラインセミナーも開催されます。セミナーでは第1部として、名高いシャトー・カロン・セギュールの支配人であるヴァンサン・ミレ氏が2024年ヴィンテージの特徴や取組について解説。続いて第2部では、ソムリエの井黒卓氏が特別に取り寄せた2024年のサンプルを試飲しながら解説を行います。このオンラインセミナーは、20歳以上であればどなたでも参加可能で、事前登録は不要です。セミナーの詳細は公式サイトにて確認が可能です。