シェアサイクルポート共同利用
2024-07-10 11:34:07

ドコモ・バイクシェアとOpenStreetがシェアサイクルのポート共同利用で業務提携!利便性向上と事業効率化へ

シェアサイクルの未来へ!ドコモ・バイクシェアとOpenStreetがポート共同利用で業務提携



近年、短距離移動のインフラとして注目を集めるシェアサイクル。その市場は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2017年からわずか7年間でポート数が17倍にまで拡大しています。利用者の増加と同時に、各社にとってポートの拡大と運営業務の効率化が課題となっています。

この課題解決に向けて、株式会社ドコモ・バイクシェアとOpenStreet株式会社は、両社のシェアサイクルサービスにおけるポートの共同利用で業務提携することを発表しました。

ポート共同利用で顧客利便性と事業効率性を向上



今回の提携により、ドコモ・バイクシェアの「ドコモ・バイクシェア」とOpenStreetの「HELLO CYCLING」で利用可能な電動アシスト自転車が、双方のポートで利用・返却可能になります。

具体的には、以下の取り組みが予定されています。

ポートの共同利用: 双方のサービスで利用できる自転車が、それぞれのポートで利用・返却可能になります。
オペレーションの効率化: 車両の再配置やバッテリー交換を連携することで、運営業務の効率化を図ります。
* 共同調達の検討: 車体やポートのラックなど、共通の備品を共同調達することで、コストパフォーマンスを向上させます。

相互補完的なネットワークでシェアサイクルの利便性向上



ドコモ・バイクシェアは都心部を中心に、OpenStreetは郊外住宅地を中心にポートを設置しています。両社のポートを共同利用することで、それぞれの強みを活かし、顧客はより広範囲でシェアサイクルを利用できるようになります。

将来的には更なる地域展開も視野に



両社は、2025年度にポートの共同利用を実現することを目指し、今後具体的な対象エリアを検討していきます。今回の提携は、シェアサイクル業界全体の活性化に繋がり、地域住民や観光客にとってより快適な移動手段を提供することに貢献すると期待されています。

今後の展開に期待



今回の業務提携は、シェアサイクル業界にとって画期的な取り組みと言えます。両社の強みを活かした連携により、顧客利便性と事業効率性を向上させ、シェアサイクルの利用促進に大きく貢献すると期待されます。今後の展開に注目です。

ドコモ・バイクシェアについて



ドコモ・バイクシェアは、2011年に横浜市で社会実証実験を開始し、全国にシェアサイクルサービスを展開しています。現在、直営事業で28エリア、シェアリングプラットフォームで30エリアの合計58エリアでサービスを提供しています。

OpenStreetについて



OpenStreetは、「移動をもっと楽しく、自由に」をミッションに、シェアリングサービス「HELLO CYCLING」と「HELLO MIBILITY」を提供しています。HELLO CYCLINGは、全国25都道府県で123の自治体と協定を締結しており、現在、ステーション数は約8,500カ所、会員数は350万人を超えています。

シェアサイクルの未来は明るい



今回の業務提携は、シェアサイクル業界にとって大きな一歩となるでしょう。今後も、顧客利便性と事業効率性を向上させながら、より多くの人がシェアサイクルを利用できる環境が整っていくことを期待しています。


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