食の安心安全プロジェクト
2026-06-02 11:43:48

地域を支える食の安心安全プロジェクトが始動、福岡・志免町

地域を支える食の安心安全プロジェクトが始動



福岡県糟屋郡志免町に根ざす社会福祉法人翔空会が、新たなプロジェクトを開始しました。食の自給率が低下し、物価が高騰する中で、保育現場における「食の安心安全」に対する関心が高まっています。こうした背景を受け、翔空会はヤマト福祉財団から300万円の助成を受け、保育、児童発達支援、就労支援が一体となった「食の安心安全プロジェクト」を始動しました。これにより、地域の食を支える新しい仕組みを構築します。

旧眼科ビルを地域福祉の拠点に



翔空会は、地域の旧眼科ビルを取得し、2026年5月1日から改修工事を開始する計画です。改修後は、2階に児童発達支援、3階に就労支援を集約し、幼少期から成人まで切れ目のない支援が行える環境を整えます。特に3階には、利用者が主体的に活躍できる厨房を設け、ビーガンやグルテンフリーに対応した食材の製造を目指します。農福連携を強化し、法人が運営するライフサポートSAKUが自ら栽培した野菜を使用し、給食や食育との連携を図る計画です。

放置竹林の活用と新たな委託業務への挑戦



さらには、翔空会は地域の放置竹林の整備にも取り組んでいます。たけのこの水煮や袋詰め加工を就労支援の委託業務としてスタートし、「福岡の水煮筍」として道の駅やネット販売を通じて流通しています。さらに、竹炭は「sumisusumu」ブランドとして展開され、飲食店や雑貨店での取り扱いやネット販売も行われており、地域ブランドの発展にも寄与しています。この取り組みは、荒れた竹林を利用者が働く場として復活させる「竹の6次産業化」の先駆的な試みとも言えるでしょう。

食と農と保育の連携が新たな価値を創造



この「食の安心安全プロジェクト」は、農業や食品加工、保育を一体的に進めることで、就労支援の利用者の活動の場が広がり、同時に子どもたちにとっても「食」と命、社会のつながりを学ぶ貴重な環境を提供します。今後、翔空会は保育と福祉の現場から地域の課題に応える取り組みをさらに推進していく姿勢を示しています。

理事長 福田 憲彌氏の思い



理事長の福田憲彌氏は「翔空会は設立以来、地域の子どもたちと支援が必要な大人たちが安心して暮らせる場所を作ることを重視してきました。ヤマト福祉財団の援助をいただき、食と農と保育をつなげる新しい試みに、一歩一歩着実に取り組んでまいります」とコメントしています。地域社会における食の安全と安心を追求する中で、翔空会の活動はさらなる広がりを見せるでしょう。


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会社情報

会社名
社会福祉法人翔空会
住所
福岡県糟屋郡志免町南里2-9-26
電話番号
092-937-1121

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