シェフ・イン・レジデンスの新たな一歩『The Relay Awards』を発表

新たな表彰制度『The Relay Awards』の創設

一般社団法人日本シェフ・イン・レジデンス応援協会が、シェフ・イン・レジデンスの発展と地域活性化を目的とした新しい表彰制度『The Relay Awards（ザ・リレー・アワード）』を設立しました。このアワードは、全国各地で素晴らしい取り組みを行うシェフたちを表彰し、その活動を広く社会に知らしめることを目指しています。

表彰イベントは2025年12月1日、東京のSHIBAURA HOUSEにて開催予定で、食文化の継承と地域とのつながりを大切にする思いを込めています。アワード名称の『The Relay』は、シェフが次のシェフへ、地域が次の地域へと食文化をつなぐという理念を反映しています。

アワードの目的と審査基準

アワードの目的は、協会が理想とする3つの条件を満たすシェフ・イン・レジデンスの取り組みを表彰することです。具体的には以下の条件が挙げられます。

1. 継続性のある活動 - 多種多様なシェフが料理を提供する期間限定レストランを通じて、地域に持続的な活気をもたらす。
2. 地元と観光客へのオープンな設計 - 地元住民も気軽に訪れることができ、シェフと観光客の交流が生まれる。
3. シェフと地域の融合 - 地元食材や住民との交流を促進し、シェフと地域の接点を増やす仕組みがあること。

これらの基準に沿い、審査を行うことで、地域に新しい風をもたらすシェフや主催団体を見つけ出します。

スケジュールとエントリー方法

アワードのスケジュールも発表されており、2025年9月から一般募集が開始される予定です。

- 9月12日: 一般募集エントリー開始
- 10月10日: エントリー締切
- 10月17日: 一次審査結果通知
- 10月18日〜31日: 二次審査実施
- 11月7日〜14日: 二次審査通知
- 12月1日: アワードイベント開催

なお、一般募集に加え、協会の活動を通じてつながりが生まれた団体の推薦も受け付ける予定です。

アワード・イベントの詳細

イベントの開催当日は、挨拶や趣旨説明、受賞キッチン・レジデンスの発表、トークセッションなどが予定されており、参加者同士の交流が期待されています。このアワードが、今後のシェフ・イン・レジデンス活動の後押しとなることを目指しています。

参加方法は、クラウドファンディングでの支援者向けに案内枠が設けられる予定です。