ナノティスの成長
2018-10-15 10:01:34

東京大学発ベンチャー・ナノティスが4500万円調達、感染症診断デバイスへ期待

東京大学発ベンチャー・ナノティスが4500万円の資金調達成功



2016年に設立されたナノティス株式会社は、東京大学発のベンチャー企業として、次世代の感染症即時診断デバイスの研究と開発を行っています。最近、静岡キャピタル、浜松ホトニクス、及び個人投資家から合計4500万円の資金調達に成功しました。この調達資金は、技術者や研究者、経営戦略人材の採用を強化し、さらなる事業拡大に向けて利用されます。

ナノティスのミッションは、「病魔と闘うすべての人に、迅速かつ的確なNoticeを提供する」というもので、特にインフルエンザなどの感染症に向けた高感度な診断を目指しています。この即時診断デバイスは、発症直後から痛みを伴わずに検査を行えるため、人々の日常生活の中で、より迅速な判断を可能にすることを期待されています。

代表取締役CEOの坂下理紗氏は、「一秒でも早く、病気で苦しむ人に的確なお知らせを届けたい」という強い想いを持ち、技術開発に取り組んでいます。資金調達が実現した背景には、支援者やこれまでの協力に感謝の意が込められており、浜松ホトニクスからは光技術における強力なサポートが期待されています。

静岡キャピタルの取締役社長、水谷林蔵氏は、ナノティスを「活力に満ちた有望な若手メンバーで構成された医療機器開発のスタートアップ」と評価し、この資金調達が薬剤開発の推進を加速する原動力になることを信じています。

また、浜松ホトニクスの社長、晝馬明氏もナノティスの成長を支援する意欲を表明し、これまで培ってきた光技術をナノティスの研究開発に活かしていくことを約束しました。

ナノティスは、スマートフォンなどの技術との連携を進めることで、将来的にはさまざまな疾患への対応を目指しています。技術開発が進むことで、医療現場での利用が広がり、疫学調査などの新たなサービス展開も期待されています。特に、病気を早期に発見できることで、生活の質が向上し、医療現場への負担軽減が望まれています。

最後に、ナノティスは今後も目標を持ち続け、革新的な医療技術の開発に取り組んでいく予定です。この資金調達を費やして新たな人材を惹きつけ、着実に成長を続ける姿勢に注目が集まります。デバイスの普及がもたらす医療現場への変革が待ち望まれています。

会社情報

会社名
ナノティス株式会社
住所
東京都渋谷区代々木5-30-13
電話番号

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