株式会社LINK-USが創業10周年を迎え新たな本社へ拡張移転

株式会社LINK-USの本社増床移転

株式会社LINK-USは、2024年8月5日（月）に新たに増床移転を行うことを発表しました。創業から10周年を迎えた同社は、超音波複合振動接合技術により急成長を遂げ、その技術は環境に配慮した製造プロセスの実現に大きく貢献しています。

新たなオフィスの特徴

新しい本社ビルは、神奈川県横浜市港北区新横浜に位置し、開放的かつ洗練されたデザインを取り入れています。技術イメージを反映した金属接合をテーマにしたエントランスをはじめ、柔らかい過ごしやすい空間を提供。社内にはカフェスペースや新しいソリューションを創出するための職場環境が整備されています。これにより、従業員同士のコミュニケーションが活性化され、創造的なアイデアが生まれることを期待しています。

事業背景

LINK-USは2014年の創業以来、世界初の超音波複合振動による金属接合装置を開発しました。この技術は、特に車載用リチウムイオン電池やパワー半導体の製造において高い評価を得ており、将来的には航空宇宙や医療機器の領域にも応用が期待されています。従来の接合技術と比べて高効率で低ダメージとされ、調達の際も二酸化炭素の排出を大幅に削減する可能性を秘めています。

接合技術の革新

この技術の特長は、円形または楕円形の軌跡を描く超音波振動によって金属を接合する点です。そのため、高熱が発生せず、冷却工程を必要としません。これにより、製造工程における効率が飛躍的に向上し、業界全体に革新をもたらす可能性があります。また、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、次世代電池や半導体などの製品製造に貢献しています。

グローバル展開と未来

LINK-USは、グローバルなマーケットへの展開を目指し、急成長を続ける電動化、及び自動化製品の製造時にこの技術を提供します。引き合いも増加しており、さらなる業容拡大に向けて機動的かつ効率的な資金調達を行っています。新本社には複数の接合装置を備え、来社される方々に新技術のデモンストレーションを提供する予定です。