バーティカルランニング大阪大会とは
大阪のあべのハルカスで、11月6日に開催されたバーティカルランニング大会は、超高層ビルの非常階段を駆け上がる都市型競技です。参加者は自由に選んだタイミングで非常階段を駆け上がり、到達タイムを競い合います。この種目は、特に高所かつ閉鎖的な環境で行われるため、通信環境の確保が難しいという課題がありました。しかし、古野電気株式会社の技術サポートにより、今年の大会は大きな成功を収めました。
古野電気の役割
古野電気は、本大会のオフィシャルパートナーとして、特殊な無線LANシステム「ウェーブガイドLAN」を提供しました。このシステムは、高層ビルとその建設現場において、従来のLANケーブルを使わずに堅牢な通信環境を構築することができます。具体的には、単管パイプを利用して電波を効果的に放射するアンテナユニットを設置し、ビル全体に快適な無線通信を実現する仕組みです。
会場の様子
大会当日は、あべのハルカスの横にあるイベント広場に大型モニターを設置し、来場者や参加者がリアルタイムで競技の模様を楽しむことができました。パブリックビューイングを通じて、観客は選手の活躍を目の当たりにし、彼らを応援する一体感を体感しました。
大会の歴史
バーティカルランニング大会は2017年から開催されており、その特異な形式が多くのランナーや観戦者から支持を受けています。しかし、これまでの大会では、通信環境の問題があり、観戦者が選手の生のパフォーマンスを楽しむことが難しい部分もありました。今回の技術提供により、これまで以上にスムーズで楽しい観戦体験を提供できることが出来ました。
参加者の声
古野電気の社員も参加者として約30名がブースに立ち、60階のゴール地点に到達した際には喜びの声を上げるシーンも見られました。このような楽しみが競技の一部となり、参加者同士の絆も深まる温かい雰囲気の中で、バーティカルランニング大会は無事に終了しました。
さらに知りたい方へ
バーティカルランニング大会をはじめ、古野電気の「ウェーブガイドLAN」に関心を持たれた方は、公式サイトを通じて更なる情報をダウンロードすることができます。大会の公式記録映像もYouTubeで視聴できるので、この驚くべき競技の魅力をぜひ体感してみてください。
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