新作RPG「JEWEL」のプロトタイプが公開!
先日、AI開発やハードウェア販売を行うクオンタムソリューションズ株式会社が、JP GAMES株式会社と共同で開発する新作RPG「JEWEL」のプロトタイプ画像を発表しました。このプロジェクトは、両社の連携を背景に進められており、今後のゲーム開発に大きな期待が寄せられています。
「JEWEL」の開発背景
サウジアラビアは、ビデオゲームやeスポーツの産業において急速な成長を目指しています。政府は2030年までに国内に250のゲーム会社を設立し、39,000人の雇用創出を目指しています。これにより、同国がトップ3のプロゲーマー数を誇る国となり、大ヒットするAAAゲームの生産を進めることが期待されています。
これを受けて、クオンタムソリューションズはサウジアラビアにおけるゲーム市場の拡大に注力し、同国との協力関係を強化するため、AIを駆使した革新的な開発に取り組んでいます。その一環として、2024年3月にはサウジアラビア王国投資省との間に覚書を締結し、ゲームIPの開発を進める計画を発表しました。
「JEWEL」の魅力
「JEWEL」は、アラビアンナイトやサウジアラビアの文化を基にしたRPGで、魔法と魔法が激しく戦う壮大なストーリーや、人と女神のラブストーリーが展開されます。中東地域の文化を表現することにより、グローバルにその魅力を伝えたいという意図が込められています。
JP GAMESの代表である田畑端氏は、「JEWELは当社初の大型タイトルであり、プロトタイプの公開を嬉しく思います。この新世代RPGは、未体験の世界観とゲームメカニクスを持つ作品を目指しています」と語っています。
JP GAMESの革新性
JP GAMESは、元スクウェア・エニックスでファイナルファンタジーシリーズを手掛けた田畑氏によって設立されたゲーム開発スタジオです。「RPGを進化させ、ゲームを通じて未来を楽しくする」という理念のもと、従来の枠にはまらないアプローチでゲームの可能性を追求しています。
また、「JEWEL」の開発には自社開発のミドルウェア「PEGASUS WORLD KIT」が使用されています。このミドルウェアは、Epic GamesのUnreal Engineを活用し、RPGやメタバースコンテンツの制作を実現するための強力なツールです。
まとめ
クオンタムソリューションズとJP GAMESが共同で進める「JEWEL」は、ただのRPGではなく、中東の文化や歴史を反映した革新的な作品として期待されています。二社のコラボレーションによって生まれる新たなゲーム体験が、多くのファンに感動を与えることでしょう。今後の進展から目が離せません!