風と映像が織りなす新しい店舗体験
昨今、アパレル業界はECサイトの利用が拡大する一方で、実店舗への来客数をどう増やすかが大きな課題となっています。そんな中、インテグラル・ヴィジョン・グラフィックス(IVG)とKOA株式会社は、風と映像を組み合わせた新たな体感型コンテンツの提供を開始しました。これにより、ショッピングの楽しさを店舗で再発見することが期待されています。
背景と目的
この複合的なコンテンツは、IVGが持つデジタルコンテンツの制作力と、KOAの開発した風速センサー『Windgraphy®』を融合させています。実際に来店者が動いて起こした風や行動が、店舗のショーウィンドーに投影された映像にインタラクティブに反映される仕組みです。
これにより、来店者は自らのアクションによって映像の変化を楽しむことができ、店舗に足を運ぶ意義が生まれます。アパレル業界におけるこのような新しいプロモーション施策の実現を目指しているのです。
コンテンツの詳細
「Windgraphy®」では、風自体を感じることができるだけでなく、それに応じて映像が変化し、常に新しい体験を提供します。「今の風」をテーマに、世の中の流れや時の変化を可視化し、店舗に新たなストーリーを持たせることを目指しています。
アパレル店内でのショーウィンドー体験を通じて、訪れる人々に新たな「アンサー」を提示することができるのです。
イベント概要
この新しい体感型コンテンツは、2018年11月24日から12月3日までの期間、名古屋市内のPlage名古屋ラシック店にて実施されます。この機会を逃さず、ぜひ直接この体験を楽しんでみてください。
企業情報
株式会社インテグラル・ヴィジョン・グラフィックス
2012年に設立され、3DCGを活かしたプロジェクションマッピングやAR・VR開発など幅広いデジタルコンテンツの制作を行っています。特に、『いつか』より『いま』、『どこか』より『ここ』にこだわったサービス展開が特徴で、ビジネスシーンに活気を与える様々なクリエイティブを提供しています。詳しくは
IVGの公式ページをご覧ください。
KOA株式会社
この企業は、電子機器の部品を主として製造・販売しており、特に抵抗器では世界的シェアを誇ります。新ブランド『Windgraphy®』の立ち上げによって、センサ技術を用いた楽しさを広めることに注力しています。さらに詳しい情報は、
KOAの公式ページから確認できます。
まとめ
両社が協力して実現したこの新しい体感型コンテンツは、アパレル業界における店舗来訪の価値を再認識させるものになるでしょう。映像と風とのインタラクションにより、店舗はただ物を買う場所ではなく、体験を楽しむ場所へと変わる、そんな未来が期待されます。