木材ヘッドホン
2021-11-12 15:00:05

木材の宝を生かして誕生したヘッドホン『Historic Phone』

感動的な音楽体験を提供する『Historic Phone』



高崎市のレコーディングスタジオ、TAGO STUDIOが新たに発表したヘッドホン『Historic Phone』〜 Cask of Ichiro's Malt 〜 が、多くの音楽ファンやウイスキー愛好者の注目を集めています。このヘッドホンは使われなくなった木材の廃材を再利用して作られた、まさにアートと音響技術が融合した逸品です。

経歴を感じるデザイン



『Historic Phone』の最大の特徴は、株式会社ベンチャーウイスキーによって製造されているIchiro's Maltのウイスキーを仕込んだ貴重なアメリカンホワイトオーク樽材を使用している点です。この樽材は、ウイスキーが時間をかけて熟成された歴史とともに、音響の深みをもたらします。製品に込められた理念は、ただの機能だけでなく、その背後にある物語や時間の流れを感じさせてくれます。

販売概要



『Historic Phone』は2021年12月10日から予約が始まり、2022年1月8日より順次発送が開始されます。価格は69,000円(税別)で、オフィシャルHPのみでの販売となっているため、実際に手にするチャンスは貴重です。

詳細情報はこちらのリンクをご確認ください。

Ichiro's Maltの背景



Ichiro's Maltは、埼玉県秩父市にある株式会社ベンチャーウイスキーが生産しているウイスキーで、その質の高さから多くの国際的な賞を受賞しています。2017年から5年連続で「ワールド・ウイスキー・アワード」で最高賞を受賞しており、その人気は国内外にとどまらず、世界中の愛好者に評価されています。2019年にはオークションで特製のセットが1億円で落札されるなど、まさに入手困難な逸品となっています。

創業者の信念



ウイスキーづくりのパイオニア、肥土伊知郎(あくといちろう)氏が設立したこのブランドは、彼自身の情熱から始まりました。大学を卒業後、サントリーで経験を積み、その後、自らの手でウイスキーづくりを始めた伊知郎氏は、優れた技術と美しい製品で業界に影響を与え続けています。彼の経営哲学や技術に対する姿勢は、インスピレーションを受ける多くのアーティストや音楽家たちに伝わっています。

音楽のある街での新たな挑戦



TAGO STUDIO自体も、音楽の専門家たちが集まる場所として知られ、プロフェッショナルな音楽制作に関わっています。2016年には「TAGO STUDIO T3-01」というヘッドホンを発売し、多くの音楽ファンから支持を得ました。さらに、アニメ「アイドルマスター」とのコラボ商品など、様々なメディアとのクロスオーバーも行われています。

新たに誕生した『Historic Phone』は、つまりただのヘッドホンではなく、木材が持つ歴史、ウイスキーの香り、音楽の情熱のすべてが一つになった体験へとリスナーを誘います。音楽とウイスキーの共通点が、こうして形を成した瞬間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社TAGO STUDIO
住所
群馬県高崎市あら町5-3TAGO STUDIO TAKASAKI
電話番号
027-395-0044

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