最近、音楽イベントポータルサイト「clubberia」と「iFLYER」が業務提携を発表しました。この提携は、音楽カルチャーのさらなる発展を目指し、特にナイトタイムエコノミーに関連したエンターテインメント産業の活性化を狙っています。この新たな取り組みは、音楽イベントを支える関係者にとって、大きな利点をもたらすことが期待されています。
提携の内容と背景
この提携の第一フェーズとして、「iFLYER」が運営するイベント管理システム「APEX」を「clubberia」にも導入します。このシステムを通じて、両サイトはイベント情報やチケット販売といった情報を一元管理できるようになります。これにより、イベント主催者やイベントスペースの運営者は、プロモーションにかかる手間を大幅に軽減できるのです。
提携の背景には、両サイトが共通して持つ「ユーザーに音楽イベントへ参加してもらい、感動体験を提供したい」という理念があります。両社は、10年以上にわたり運営を行い、蓄積したノウハウと強固なネットワークをもとに、より魅力的な音楽イベントを提案する意欲に燃えています。ユーザーに提供するイベントや情報の質を向上させることで、さらなる音楽文化の発展に寄与することを目指しています。
インバウンド観光への対応
さらに、両社は年々増加する訪日外国人旅行者向けに、日本の音楽文化や夜間エンターテインメントに関する情報を発信する場を創出・拡大することも視野に入れています。訪日外国人にとって、音楽イベントは日本の文化を体験する貴重な機会であり、両サイトの取り組みはこれをサポートするものとなります。
clubberia と iFLYER の紹介
「clubberia」は2000年に設立された音楽イベントポータルサイトで、全国の音楽イベントやフェスティバル情報を発信しています。特に、クラブイベントやクラブミュージックに特化し、国内外の音楽ニュースやアーティストへの取材記事も展開。また、ユーザーが求めるリアルタイムな情報を提供することを大切にしています。詳しくは
こちら。
一方で、「iFLYER」は2006年に開設され、最新の音楽ニュースやフェスティバル情報、アーティストへのインタビューを行っており、特に若者向けに最先端のトレンドを反映した情報を提供しています。テクノロジーを活用したシステム開発に力を入れ、エンターテインメント業界そのものに貢献しています。詳細は
こちらからご確認ください。
まとめ
音楽イベントに対する情熱がふたりの企業を結びつけ、音楽カルチャーの発展に寄与することが期待されています。そして、この業務提携は、これからの音楽イベントシーンにおいて新しい扉を開く重要な一歩となります。イベント主催者や観客にとって、より一層魅力的な音楽体験が提供されることを楽しみにしたいと思います。