バリアフリー映画上映会「僕とオトウト」のご紹介
2025年の大阪・関西万博に向けた文化芸術の普及活動の一環で、NPO法人DPI日本会議はNPO法人アクセプションズと共催でバリアフリー映画「僕とオトウト」の上映会を開催します。このイベントは、障害がある方もない方も共に文化芸術を楽しむことができる場を提供することを目的としています。
映画「僕とオトウト」の内容
映画「僕とオトウト」は、京都大学大学院で共生人間学を学ぶ髙木佑透監督によって制作されました。作品は、重度の知的障害を持つ弟・壮真を主人公とし、彼を兄がカメラで捉えることで、深い絆を描いています。「僕は僕で、兄ちゃんは兄ちゃんで、そうやって生きていってええんやで」と語る弟の姿を通じて、家族の複雑な関係と愛情を映し出します。
物語は、弟が成長し、兄が彼を支え続ける中での葛藤や兄弟間の通信がメインテーマです。兄は弟のことをもっと理解するために、カメラを通じた対話を始めます。しかし、その中で弟のいたずらが引き金となる様々な出来事が起こり、コミュニケーションの難しさを描写することになります。
イベントの詳細
上映会は2025年2月28日(金)15:00から18:00まで、東京都千代田区の衆議院第二議員会館第一会議室で行われます。定員は50~60名で、参加は無料です。このイベントでは、手話通訳やPC要約筆記などの情報保障が充実しており、誰もが楽しめる環境が整えられています。
プログラムは以下のように進行します:
- - 15:00 開会・挨拶
- - 15:15 映画「僕とオトウト」上映(48分)
- - 16:05 休憩(15分)
- - 16:20 トークセッション
トークセッションには、髙木佑透監督や障害者支援の専門家、当事者などが参加し、多様性を理解するための貴重な意見が交わされる予定です。
お申し込み方法
イベント参加希望の方は、DPI日本会議のウェブサイト上にある参加申し込みフォームからお申し込みください。多くの方々の参加をお待ちしております。
お問い合わせ
本イベントに関するお問い合わせは、NPO法人DPI日本会議までご連絡ください。担当は岡部と笠柳で、電話、またはメールでのお問い合わせも可能です。
この上映会は、インクルーシブな社会を考える素晴らしい機会です。映画を通じて、兄弟姉妹の絆を再確認しながら、皆さんのご参加を心よりお待ちしております。