環境と防災を両立する新しいトイレ「マイレット S100-Rec.」登場
近年、日本では自然災害の頻発が深刻な問題となっており、我々の防災意識は日々高まっています。それに伴い、備蓄品の必要性も増していますが、使用期限が切れた後の廃棄問題が浮かび上がっています。こうした中、まいにち株式会社が新たに発表した環境配慮型簡易トイレセット「マイレット S100-Rec.」は、単なる防災用品に留まらず、持続可能性を考えた革新的な製品です。
「マイレット S100-Rec.」の基本情報
今回新たに発売される「マイレット S100-Rec.」は、2025年5月27日から自社ECサイトにて販売を開始します。販売価格は、100回分のセットが19,500円(税別)という手頃な価格です。
この新製品は、リサイクル原料を多く使用し、使用期限が過ぎた未使用製品を回収してリユースやリサイクルを行う仕組みを設けています。これにより、捨てない防災備蓄を実現し、環境保護にも寄与します。
環境への配慮が随所に
「マイレット S100-Rec.」は、その設計自体が環境への配慮に基づいています。主な材料は、リサイクル原料を50%から80%使用したもので構成されており、特に大型排便袋や消臭・抗菌受け袋にはリサイクル素材が活用されています。それに加え、製品パッケージにもFSC認証紙を使用し、植物由来のバイオマスインクで印刷されているため、環境負荷を最小限に抑えています。
更に、「マイレット S100-Rec.」には、使用期限が過ぎた製品を回収、リユース、リサイクル可能な「3R PROJECT」が組み込まれています。これにより、製品のライフサイクル全体で廃棄物を削減し、持続可能な社会作りに貢献します。
災害時に求められる機能性
このトイレの最も重要な機能の一つは、強力な消臭・抗菌性です。排泄物の処理に際して、最も気になる点が臭いや衛生面です。「マイレット S100-Rec.」は、独自に開発された消臭・抗菌受け袋を採用しており、臭いをしっかり封じ込めると同時に、菌の繁殖を抑える効果があります。
さらに、大型排便袋は使いやすさを追求し、取っ手がついているため、誰でも簡単にセットできるよう設計されており、サイズも大きく広がります。また、袋には使い方をイラスト付きで印刷し、視覚的に理解しやすい工夫がされています。
長期保存が可能な抗菌性凝固剤を使用しており、最大15年間の使用が保証されています。災害時には、水を必要とせず安全に使用可能なため、安心感があります。
使用を推奨したい対象者
この「マイレット S100-Rec.」は、特に以下のような方々におすすめです。
- - 環境問題に取り組んでいる企業や自治体
- - 衛生管理が特に重要な医療機関や介護施設
- - 防災意識の高い一般家庭
会社のビジョン
まいにち株式会社は、「マイレット S100-Rec.」の発売を、ただの製品販売ではなく、防災と環境の観点から社会課題を解決する一歩と捉えています。今後も持続可能な製品開発に注力し、安心・安全で豊かな社会の実現に向けて努力し続けます。
「マイレット S100-Rec.」は、環境と防災を両立させるための素晴らしい選択肢です。防災備蓄の新しい形を探している方は、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。