アジア最大のデザイン賞で金賞受賞したアイダ設計茨城工場

アジアで権威ある「ASIA DESIGN PRIZE 2025」で、アイダ設計のプレカット事業部茨城工場が金賞を受賞しました。これは、2025年3月26日に韓国で行われる授賞式での出来事です。このデザイン賞は2016年に始まり、アジアを拠点にする国際的なデザインコンペティションとして知られています。応募対象は全世界であり、これまでに多くのデザイナーや企業が参加しています。

受賞の背景と評価

今回の受賞作品は、アジア全22カ国から寄せられた1,879点の応募の中で金賞に輝きました。この賞には、全体の中でおよそ16%に相当する304点が最終的に受賞者として選ばれています。その中で、金賞を受賞したのはわずか32点であり、アイダ設計茨城工場は上位2〜3%の非常に優れた作品として評価されました。

審査委員会からは、プレカット事業部の茨城工場が木材加工と建築の美を融合させた点、特に浮遊するガラス張りの見学通路と、トラス構造が持つ精密さと持続可能性へのこだわりが高く評価されました。これにより、アイダ設計の伝統的な日本の木造建築のアイデンティティが強化され、今後のビジョンが確立されたと述べられています。

ASIA DESIGN PRIZEとは

「ASIA DESIGN PRIZE」は、韓国のデザインメディア「DESIGNSORI」によって運営されており、パッケージから家具、さらには空間デザインやグラフィックデザインまで、幅広い分野のデザインが対象です。毎年、2000点以上の作品が集まり、約750社以上が受賞しています。このことで、デザイン業界での広がりと多様性が反映されています。

今後の展望

アイダ設計のプレカット事業部は、今後もさらなる技術とデザインの向上を目指し、持続可能な建築と社会的価値を創出し続けることでしょう。これまでに、国際的な賞を多く受賞しており、特に2020年のグッドデザイン賞やiF DESIGN AWARDでも受賞歴があることから、その技術とデザイン力には定評があります。

会社概要

アイダ設計は、埼玉県上尾市を本社とし、建築業や土地造成などの様々な事業を展開しています。2024年3月31日時点で、従業員数は1,172人を誇り、証券取引所に上場しています。最新の技術を駆使し、デザインと機能性を兼ね備えた製品を提供することを使命としています。詳しい情報は公式サイトにて確認できます。

この度の金賞受賞を皮切りとして、アイダ設計のさらなる飛躍に期待が寄せられています。