ダウン症の方の住まい支援を！「ダウン症住まい支援基金」が助成先を募集開始

公益財団法人日本フィランソロピック財団は、2024年7月1日より「ダウン症住まい支援基金」の第1回助成先募集を開始しました。

この基金は、ダウン症の方々が、地域やコミュニティとのつながりの中で、自分らしく豊かに暮らせる社会の実現を目指し、特に「住まい」に焦点を当てた支援を行っています。

近年、医療の発展によりダウン症の方々の平均寿命は延びていますが、高齢化に伴い、住環境や介護といった課題も増えてきています。この基金は、そうした課題解決の一助となることを目指しています。

助成対象となるのは、近畿2府4県を所在地とする、ダウン症者を受け入れている、または受け入れる予定の知的障がい者グループホームです。新築、改築、増築、改修、修繕、設備の充実など、住まいの環境改善を目的とした事業が対象となります。

助成金額は1団体あたり上限300万円で、採択団体数は1～2団体を予定しています。助成対象期間は2025年1月～2025年12月です。

応募を希望される団体は、募集要項をよく確認の上、2024年9月17日までに必要書類を提出してください。応募方法は、助成電子申請システム「Graain」と郵送の両方で行う必要があります。

この基金は、寄附によって運営されています。ダウン症の方々が安心して暮らせる社会の実現を支援したいという方は、ぜひご寄附をご検討ください。