残暑の厳しい季節、熱中症対策の新たな一手
今年の日本の夏は、気象庁および日本気象協会が予見する通り、平年を上回る高温・多湿となる見込みです。特に、梅雨明け後の高温に伴うリスクが叫ばれています。そんな中、パーソルフィールドスタッフ株式会社は、2025年7月から屋外での作業を行うスタッフに向けて、熱中症対策として塩飴の配布を行うことを発表しました。
背景
日本の夏は年々厳しさを増しており、特に気象条件の変化が影響しています。今年の梅雨明けは近畿や九州地方で平年よりも約3週間早くなり、その後も猛暑日が続く見通しです。
熱中症の危険が高まるこの時期、特に気がかりなのが「急激な気温上昇」です。体がまだ暑さに慣れていない状態で高温にさらされるため、注意が必要です。これを受けて2025年6月には改正労働安全衛生規則も施行され、企業は熱中症対策を一層強化する必要があります。
改正労働安全衛生規則
新たに施行される規則では、連続で1時間以上、または合計で4時間を超える作業に対して、事業者には熱中症対策が義務化されます。この背景には、気候の変動により増加する猛暑日と、それに伴う労働災害の発生があると言われています。厚生労働省によると、最近、熱中症による死亡災害が30人を超えるケースが増えており、今後の対策強化が求められています。
年間を通じた対策の強化
このような背景の中で、パーソルフィールドスタッフは、単なる一時的な対応ではなく、年間を通じた熱中症対策を選択しました。具体的には、作業の合間に塩飴を配布し、体に必要な塩分と水分を補給しやすいようにする取り組みです。
- - 塩飴の配布: 作業前、休憩時間、作業後の場面で配布し、スタッフが手軽に塩分と水分補給できる環境を整えます。
- - モニタリング: WBGT(暑さ指数)を計測し、リアルタイムで環境の危険度を知ることが可能です。
- - 熱中症対策の周知: 熱中症対策カードを配布し、スタッフに対策の重要性を伝えます。
健康で安全な職場環境の実現に向けて
パーソルフィールドスタッフは、スタッフの健康と安全を最優先に考えており、塩飴配布はその一環です。今後も、作業環境の厳しさに応じたさらなる対策を進め、全てのスタッフが安心して働ける環境づくりに努めていきます。
会社概要
パーソルフィールドスタッフ株式会社は、作業・製造、建物管理に特化した人材業務を展開しています。地域の雇用創出を支える重要な役割を担っており、今後も安心できる職場環境を提供していくことを目指します。
【会社情報】
- - 設立: 1992年6月
- - 代表者: 堀井 秀憲
- - 本社: 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー
- - 資本金: 8000万円
- - 事業: 人材派遣及びアウトソーシング事業
今後の熱中症対策においても、パーソルフィールドスタッフは進化を続け、スタッフの健康を守る取り組みを続けていきます。