木構堂、住友林業との連携で木造建築の未来を開く

株式会社木構堂は、木造構造設計において国内で最大の案件数を誇り、その実績を武器に新たなステップに踏み出しています。最近、住友林業との提携を発表しました。この協力により、木構堂は住友林業が手掛ける木造および混構造建築物の構造設計において、計画立案や現場での実務支援を行うことになります。契約は2022年6月1日から2025年3月31日までの期間で、設計業務を担う人材を木構堂から派遣し、住友林業の社員と共同でプロジェクトに取り組む予定です。

木構堂の豊富な実績

木構堂は、2012年の設立以来、木造建築物の構造設計に特化し、これまでに1,700を超える木造および混構造物件の設計を担当してきました。近年の建築基準法改正により、構造計算が必要な建物の範囲が広がる見込みで、木構堂の需要はますます高まると考えられています。

環境保全と持続可能な社会に向けて

地球温暖化防止や持続可能な社会の実現が求められる中で、木材の利用促進は特に注目を浴びています。木造建築物は炭素の貯蔵に寄与し、高齢化する森林の若返りを図る要素ともなっています。近年、木材利用の重要性が再評価されており、その結果、木構堂の提供する木造建築物に対する需要は今後も増加することが期待されています。

丸山木材ホールディングスとの協力

木構堂は、親会社である丸山木材ホールディングス株式会社と連携し、さらなる木造建築物の構造設計業務の推進を図っています。丸山木材HDは製材やプレカット機能を有する強力なパートナーであり、グループ全体で国産材の普及や木造建築物の増加に寄与していく方針です。これにより、持続可能な社会を実現するための社会貢献も積極的に行う意向です。