夜間の小児医療相談アプリ「キッズドクター」がタクシー配車機能を追加

ノーススターが手がける「キッズドクター」は、平日夜間や休日に子供の健康に関する不安を解消するための無料アプリです。そして、2021年4月13日から国際自動車との連携が開始され、アプリのユーザーに新たなサービスが提供されることになりました。この連携により、利用者は夜間の急病時にタクシーを配車することが可能になり、緊急時の移動がスムーズになることが期待されています。

「キッズドクター」アプリは、ユーザーが子供の病気に関する医療相談を受けられる機能を持っています。具体的には、看護師による無料の相談が受けられ、必要に応じて、ビデオ通話でのオンライン診療や往診を依頼できます。特に、病院が開いていない時間帯に子供が病気になると、多くの親がどこに行けばよいのか不安に思うだけでなく、タクシーが捕まらないといった問題も抱えています。このニーズに応える形で、国際自動車の「サポートキャブ」との連携が実現しました。

この配車サービスは、東京都23区及び武蔵野市、三鷹市に住む方々を対象にしており、必要な場合に救急病院への移動手段として利用できます。国際自動車の「サポートキャブ」は、緊急性が低くても歩行可能な方のためのサポートタクシーです。特に、すべてのドライバーが救命講習を受け、心肺蘇生法やAEDの操作ができる技能を持っているため、安心して利用できる点も大きなメリットです。

この事業連携は、親御さんたちが直面する時間外の子供の病気やケガに対する不安を和らげるために設計されており、今後さらなるサービスの充実が期待されます。「キッズドクター」を通じて、必要な情報やサポートを受け取ることで、親たちの心の負担が少しでも軽減され、安心して子供を医療機関に連れて行ける環境が整うことでしょう。

株式会社ノーススターの本社は東京都中央区にあり、「キッズドクター」に関するサービスを提供しています。国際自動車もまた、東京都内での広範な交通サービスを展開しており、両社が協力することで、地域の医療・交通が一体となったより安心なサービスの提供を目指しています。

「キッズドクター」は簡単にスマートフォンからダウンロードでき、直感的に使える設計になっています。今後のサービス展開にも注目が集まります。