無印良品を運営する良品計画が、公式オンラインショップ「無印良品ネットストア」の受注と出荷業務を停止することを発表しました。これは、10月19日(日)21時より行われ、昨今のアスクル株式会社におけるランサムウェア感染が主な原因とされています。
ランサムウェアの影響
今回の事態は、無印良品のネットストアの配送を委託しているアスクルのシステム障害に起因しています。具体的には、アスクルが経験したランサムウェアの感染が関連し、これに伴って無印良品ネットストアの機能が影響を受けることとなりました。この問題が発生することにより、無印良品の提供する各種サービスが停止し、お客様に多大な迷惑をかける結果となってしまいました。
無印良品は現在、アスクルと協力し、迅速なシステム復旧に向けた対処を行うとしています。ただし、具体的な再開時期については未定であり、お客様にはご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げています。影響の範囲についても継続的に調査を行っており、詳細が分かり次第お知らせするとしています。
停止中の機能
無印良品ネットストアが停止しているため、以下のサービスや機能が利用できなくなっています。
- - 無印良品ネットストアの全サービス(WEBサイト)
- - MUJIアプリ内のネットストア購入機能やマイページの閲覧機能
- - おたよりの記事の閲覧や月額サービスの申し込み機能
これにより、ユーザーはオンラインでの購入や履歴の確認ができない状況に陥っています。
店舗での対応
今回のネットストアの影響とは別に、全ての店舗は通常通り営業を続けることができます。無印良品の実店舗では、商品の取り扱いや販売に向けた行動を行っており、ネットストアだけが影響を受けていることに留意しなければなりません。また、10月24日(金)から11月3日(月)まで予定されている「無印良品週間」は、ネットストアでは実施されず、店舗での開催に限定されることも発表されました。この期間中には特別なプロモーションやセールを目的として、店舗に来店するお客様にも喜ばれる別の機会が用意されています。
最後に
無印良品は、「お客様には多大なるペルソナと不便をおかけし、誠に申し訳ありません」との謝罪を公表しています。ランサムウェアの影響を受けなかったとしても、顧客の信頼を失わないために全力を尽くすことが求められています。この機会を通じて、無印良品がどのようにお客様との信頼関係を構築していくのかが、今後の重要な課題となるでしょう。