久留米絣大博覧会
2025-06-24 19:49:20

博多祇園山笠で久留米絣の魅力を体感!大博覧会開催

毎年7月、福岡の街は博多祇園山笠という伝統行事で彩られます。この祭りは、博多人形や博多織、そして久留米絣を用いた長法被が登場し、地域の伝統技術が一堂に会する場です。今年もこの素晴らしいお祭りの中で、久留米絣の魅力を伝える『第三回久留米絣大博覧会』が大丸福岡天神店で開催されます。

この博覧会は、久留米絣組合連合会の主催により行われ、九州経済産業局や福岡県、久留米市などが協力しています。博覧会のテーマは「継承・革新・循環」。これは、久留米絣が地域文化を通じて受け継がれてきた伝統に敬意を表しつつ、現代のニーズに合った形へと進化し、新たな価値を持つものへと生まれ変わっていくことを意味しています。

久留米絣は日本三大絣の一つであり、1957年には国の重要無形文化財に指定されています。その製作過程は非常に手間がかかり、約30の工程を経て半年以上の時間がかかります。特徴的なのは、糸を染める前に括ることで、染まらない部分を作り出し、その結果として美しい模様を織りなすことです。この技術は古くから受け継がれ、今でも多くの人々に愛されています。

博覧会では、もんぺや羽織、そして生地販売に加え、ワークショップも開催されます。特に注目なのは、リピーター続出の「MONPE(もんぺ)」。柔らかくなじむ素材感から、普段使いに最適です。また、伝統的な羽織を現代風にアレンジした「HAORI(羽織)」も用意されており、休日のカジュアルなコーディネートにもぴったりです。

さらに、久留米絣は若い世代にもアプローチし、次世代への伝承を目指しています。技術を守りながらも新しい市場を開拓し、未来へと繋げていくことがこの博覧会の大きな目的です。

特別企画として、人気パーソナリティのナカジー氏が応援団長として参加し、限定のナカジーモンぺの販売も行います。このモンぺは、10社の織元から成る31柄を取り揃えたオリジナルで、税込25,300円にて先着400着が販売されます。その他、きものお仕立て販売や生地の切り売り販売「久留米絣 布ichi」も行われ、カスタムオーダーも承っております。

日替わりでワークショップも開催され、糸の括りや染め体験など、家族みんなで楽しめる内容が盛りだくさんです。さらに、久留米絣の新作発表会では、受賞作品の展示も行われ、職人の卓越した技術を間近で観ることができます。

また、アクセスも便利で、西鉄バスの西鉄バスターミナル前からのアクセスが可能。大丸福岡天神店の場所は福岡市中央区天神1-4-1で、電話でのお問い合わせも受け付けています。店内では、インスタグラムやLINEを通じて最新情報をフォローすることもできます。この機会に、福岡の伝統工芸、久留米絣の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
株式会社 大丸松坂屋百貨店
住所
東京都江東区木場二丁目18番11号
電話番号
050-5497-6916

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