建築設計支援SaaS「DDDDbox」が特許を取得し業務効率化を推進

DDDDboxが特許を取得

株式会社AMDlabが開発し提供する建築設計支援SaaS「DDDDbox」は、2025年6月10日付で条例検索機能に関する特許を取得しました。この特許により、同社の技術が公式に認められたことは、建築設計における大きな前進となります。特許番号は7690239号であり、この技術がどのように建築業務に役立つのかを探ります。

DDDDboxの機能

DDDDboxは、Webブラウザ上で動作するソフトウェアとして、建築設計業務の高速化を目指しています。このSaaSには、特に重要な「条例検索機能」が搭載されています。この機能を利用すると、ユーザーは建物の住所を入力するだけで、各自治体の条例を迅速に検索し確認できます。この過程により、従来かかっていた時間を大幅に短縮することが可能になります。

また、DDDDboxはボリューム作成や生成機能を有しており、企画や基本設計の段階での迅速な検討を助ける「WEBBIM」機能も提供しています。これにより、設計の初期段階で必要な情報を効率的に整理できるため、プロジェクト全体の流れもスムーズになります。

特許の詳細

今回の特許は「コンピュータプログラム、情報処理装置及び情報処理方法」として認められています。特許申請は2024年11月29日に行われ、建築業務特化の情報処理ロジックとしての独自性が評価された結果です。この特許は、DDDDboxの基幹技術である「検索・抽出・分類・表示」の一連のプロセスに関するもので、建築実務のニーズに合致したものになっています。

AMDlabの目指す未来

株式会社AMDlabは、2019年に設立され、建築設計を中心に業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進しています。受託開発や自社サービス開発など、多岐にわたる事業を展開し、IT技術を駆使して建築業界に新たな風を吹き込んでいます。DDDDboxを通じて、より多くの建築業務を効率化し、スピードアップを実現することが同社のビジョンです。

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