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ユーロポートが新たに登場させるDTFプリントシステム『カスケード』

ユーロポート株式会社が、国内開発の新しいDTF（Direct to Film）プリントシステム『カスケード』を5月下旬に市場に投入します。この新製品は、特にTシャツプリントの作業効率向上を目的としており、印刷業界の注目を集めています。

DTFプリント技術とは

DTFプリントは、フィルムに直接印刷を行い、インクが乾く前にホットメルトパウダーをかけることで完成する新しい印刷技術です。従来のシルクプリントやガーメントプリントと比べて、多くの利点があるため、急速に人気が高まっています。カットやカストリが不要で、印刷直後から加工が可能となることで、業務の効率が飛躍的に向上します。また、繊細なデザインやフルカラー印刷も得意とし、濃色生地にも対応可能です。

カスケードの特長

カスケードは、プリンターとシェイカーの2つの構成要素から成り立っています。導入のメリットとしては、高品質な転写フィルムを大量に生産できる点が挙げられます。日本初となるこのDTFプリンターは、武藤工業製のプリンタを使用しており、操作は日本語のRIPソフトに対応しています。

特に重要な白インクの詰まりというトラブルを避けるため、独自のサーキュレーターによってインクを循環させる仕組みを採用しています。また、カスケードシェイカーは、オートメーション機能を兼ね備えており、多様なセンサーによって、動作状況を液晶パネルで確認できるため、安心して使用することができます。さらに、集塵機能付きの排気ファンを搭載し、消臭効果やパウダーの飛散を低減する設計になっています。

発売とサポート体制

カスケードが登場することにより、ユーロポートは導入後のサポートも充実させています。年間保守プランが用意され、ユーザーは技術スタッフからの手厚いサポートを受けられます。特に導入前の相談から導入後のアフターフォローまでを一貫して行うワンストップショップとして、安心感があります。遠方の方にはオンラインデモも用意されており、導入の検討を気軽に行うことができます。

限定特典と新サプライ品

発売開始を記念して、特別キャンペーンとして無料サンプルの提供も行われます。新製品のカスケードを用いて作成されたサンプルを受け取ることができる絶好のチャンスです。また、同時にDTFプレミアムヒートパウダーといった新しいサプライ品も同時に発売されるため、細いデザインに最適化されています。高温洗濯にも耐えうるその性能は、ユーザーにとって大きな魅力でしょう。

まとめ

ユーロポートの『カスケード』は、作業効率の向上だけではなく、高品質な印刷を可能にする多機能なDTFプリントシステムとして期待されています。新技術への投資を検討中の企業や、印刷業界での新たな挑戦を考えている方々にとって、見逃せない製品となることでしょう。興味がある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

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