「児童教育実践についての研究助成」の概要
公益財団法人博報堂教育財団は、2025年7月1日から「児童教育実践についての研究助成」の応募を開始すると発表しました。このプログラムは、児童教育の質を高めることを目的に、優れた研究を促進するものです。
目的と背景
本助成事業は、「ことばの力」を育む研究や、児童教育実践の質向上を目指しています。特に国語や日本語教育に関連する新しい視点を有する研究成果が、実践の場で役立つことが期待されています。様々な学びの場での「ことば」に関する教育研究が支援されるため、未来の児童教育に貢献できる機会となります。
対象となる研究の概要
助成の対象は以下の通りです:
- 国語・日本語教育に関連した研究
- 学びの場全般でのことば教育に関する研究
- 幼小中の多様な教育実践に関する質の向上を目指す研究
ただし、対象は主に小・中学生となりますが、児童教育に明確に関与する幼児教育や高校生に関する研究も認められます。
応募資格
この助成に応募するためには、以下のいずれかに該当することが必要です:
- - 日本の学校や教育委員会に所属して実践に携わる方(教諭、指導主事など)
- - 日本の大学や公的研究機関に所属する研究者(准教授、講師、助教など)
応募資格は年齢や学位、職種に制限が無く、学生の場合は修士以上の学位を持っている必要があります。グループ研究でも応募可能ですが、応募時点で全てのメンバーが応募資格を満たしている必要があります。また、所属機関の所在地は日本国内に限定されます。応募の際には、指導教官からの推薦が求められます。
助成金について
助成金は、1年にわたる研究に対して最大200万円、さらに2年の研究に対しては300万円を上限に支給されます。これにより、研究者はより充実した研究活動を行うことができるでしょう。
スケジュール
応募受付は2025年7月1日から10月27日まで行われ、採否通知は2026年2月下旬に行われます。助成期間は2026年4月1日から1年間または2年間です。応募希望者は公式ホームページから詳細情報を確認し、手続きを進めてください。
博報堂教育財団の目的
博報堂教育財団は1970年に設立され、児童に対する教育とともに視覚・聴覚障害者への教育支援も行っています。財団は地域の教育実践活動に寄与するため、さまざまな助成プログラムを展開しています。今回の助成は、「子ども・ことば・教育」をテーマにした活動の一環です。
公式ウェブサイトもぜひご覧になり、詳細な情報をご確認ください。
博報堂教育財団公式サイト
お問い合わせ先
もし詳細な情報について質問がある場合は、以下の連絡先までお問い合わせください。
- - 会社名:公益財団法人 博報堂教育財団
- - 部署名:研究助成事業担当
- - 電話番号:03-6206-6266