逸鳳が初出展!
2025-02-05 13:23:00

京仏具ブランド「逸鳳」がメゾン・エ・オブジェに初出展した意義と魅力

伝統と革新が交差する京仏具ブランド「逸鳳」の挑戦



1930年に設立された株式会社関崎、その中でも特筆すべきは京仏具ブランド「逸鳳」です。2025年1月16日から20日まで、フランス・パリにて開催される「メゾン・エ・オブジェ」に初めて出展することが決まりました。この国際的なインテリア見本市は、世界中のデザイナーやブランドが集まり、最新のトレンドを発信する場として知られています。

逸鳳の展示作品


出展作品には、吹分け鋳造技術を用いた三足トレイや花瓶、アートパネルなどが含まれています。伝統的な京仏具技術を生かしたこれらの工芸品は、ただの装飾品ではなく、深い哲学を持つアート作品でもあります。このような作品を通じて、逸鳳は「本物の日本の美」を体感してもらいたいという想いを持っています。

吹分け鋳造技術の魅力


吹分け鋳造は、2種類の金属を一つの鋳型に流し込む独特の技法です。この職人技は、溶融金属の交じり合いによって生まれる幻想的な模様が特徴で、各作品に異なる表情を与えます。会場でその魅力を体感した訪問者からは、多くの賛辞が寄せられることでしょう。

「GALLERY逸室」での展示


さらに、逸鳳の特別公開イベントも見逃せません。2025年2月12日から15日まで、京都五条に位置する「GALLERY逸室」で、メディア向けの特別公開が行われます。このギャラリーは、築100年の建物を改装して作られたスペースで、京の伝統を感じさせる美しい坪庭もあります。

公開時間は毎日10:00~17:00で、予約制ですが、特別公開期間中は来場者に対して開放されています。ぜひ、実際に作品を目にし、手に取ってその魅力を体感してみてください。展示品は、出展作品だけでなく、関崎ブランドの照明など多彩な金属工芸品が揃っています。

伝統の継承と未来への志


関崎の理念である「先人の作った伝統を受け継ぎ、こだわりのある製品を製作し、人材育成を通じて京仏具を後世に残す」という目標は、単に美しいものを提供するだけでなく、文化の継承や未来の若者たちへの啓発にもつながっています。

最近の工芸品の流行と合わせて、一般消費者が手にする機会も多くなってきています。これにより、京仏具の持つ独特な美学が世界中に広まることを期待しています。出展を通じて、さらに多くの人々がこの魅力を知り、京仏具に興味を持つ機会が増えることを願っています。

京都の職人たちが生み出す逸鳳工房の工芸品は、単なる伝統ではなく、新しい価値を提供し続けています。メゾン・エ・オブジェでの出展は、その新たな一歩です。今後も逸鳳から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社 関崎
住所
京都府京都市下京区永倉町545-4
電話番号
075-351-3229

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