都市を第2の森林へ!
6月20日、株式会社日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが開催されます。このイベントでは、三菱地所グループの木質建築に関する革新的なアプローチが紹介されます。特に、設計機造設計部長である吉原正氏を迎え、三菱地所がどのようにして都市の木造化を進めているのかが語られます。
都市と森林の新たな循環
「都市を第二の森林へ!」というコンセプトのもと、三菱地所グループは2050年のネットゼロ達成を目指して再生可能エネルギーの活用やCO2の削減に努めています。木造・木質化を進めることにより、都市と森林のより良い循環が実現され、持続可能な社会への道筋が示されています。
これまで、三菱地所は様々な木造化プロジェクトに取り組んできました。特に注目すべきは、2020年に設立したMEC Industryです。これは、地元の木材を活用した2X4材やCLT(直交集成板)などの製造を行うもので、地域活性化にも寄与しています。
木質建築の次なるステージ
このセミナーでは、木質建築の背景や三菱地所の具体的な取り組みについて、以下のようなトピックが議論されます:
1. 木造・木質化の背景と目的とは
2. 日本国内の建設業界における現状
3. 三菱地所の木質化に向けた挑戦
4. CLTを用いたアセット開発実績
5. MEC Industryの役割と意義
6. 都市と森林の理想的な循環
7. 最新木質建築プロジェクトの紹介
8. 成長戦略としての木造化
9. 質疑応答の時間
10. 参加者との交流会
この交流会の場は、普段は交流する機会の少ない講師や参加者同士がネットワークを広げる貴重な機会です。
受講方法と料金
セミナーは現地参加、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかから選択可能。アーカイブは終了後2週間視聴可能です。受講料は、1名あたり37,220円(税込)、社内や関連会社からの数名同時申込みでは32,220円に割引されます。また、地方公共団体に属する方は、特別料金での参加が可能です。
終わりに
このセミナーは、木質建築の未来を考える貴重な機会です。都市を森に変えていく三菱地所の取り組みを学び、地域社会や建設業界に新たな知見を得るチャンスを逃さないでください。