再生可能エネルギーの普及に向けた系統の柔軟性確保セミナー開催

再生可能エネルギーの普及に向けたフレキシビリティ確保

再生可能エネルギーは、私たちの持続可能な未来を支える重要な要素です。しかし、その普及に伴い電力供給の不確実性が増しており、フレキシビリティの確保が不可欠となっています。この度、日本計画研究所（JPI）では「再生可能エネルギーの普及拡大に向けた系統におけるフレキシビリティの確保」というテーマでセミナーを開催します。

セミナーの概要

本セミナーでは、株式会社日本政策投資銀行の副調査役である堀克紀氏を講師に招待し、電力系統におけるフレキシビリティの重要性や導入すべき技術について深く掘り下げます。特に、講義の中では蓄電池や長期エネルギー貯蔵技術（LDES）など、今後の電力供給を支えるための革新的な技術について焦点を当てます。

日程と参加方法

セミナーは2025年7月28日（月）に開催され、参加者は会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信から選べます。アーカイブ配信では、終了後も2週間に渡り視聴可能で、都合に合わせて学ぶことができます。参加料金は1名あたり37,770円（税込）で、社内からの複数申し込みで割引が適用されます。

講義内容の詳細

セミナーでは以下のような主要なトピックが扱われます。

1. はじめに
(1) JPIの概要
(2) 調査テーマ全体像

2. 電力系統の調整力の必要性
(1) 調整力とは何か
(2) 提供される技術の概要
(3) 発電・送電・小売での活用方法

3. 有望な蓄電池技術
(1) リチウムイオン電池の評価
(2) 2030年に求められる仕様
(3) 主要技術の概要

4. LDESの導入
(1) LDESの評価
(2) 各国政策と産業競争力強化に向けた戦略

5. 需要対応（DR）への期待
(1) DRビジネスの仕組み
(2) 自動化への移行

6. 慣性力の確保に向けて
(1) 技術的解決策の提案

また、セミナー終了後の名刺交換や交流会は、参加者同士がネットワークを広げ、新たなビジネスの手法を探索する絶好の機会となるでしょう。