インパクトサークルが新たな金融支援サービスを発表
インパクトサークル株式会社が新しい金融サービス「ポジティブインパクトファイナンスを活用した融資先支援」を発表しました。このサービスは2025年8月21日から提供が始まります。主に地域金融機関と連携し、融資先企業の社会的インパクトを最大化するためのプロセスを包括的にサポートします。
新たな金融市場へのアプローチ
最近、国際的にインパクト投資市場が急成長している中、企業の社会的インパクトを測定・評価する動きが活発化しています。特に日本国内では、地域金融機関を中心にポジティブインパクトファイナンス(PIF)の導入が進みつつあります。これは地域に根ざした金融サービスの新たな形として定着し、企業が持続可能な社会づくりに貢献することを可能にします。
新サービスの背景と目的
インパクトサークルは、PIF推進における課題に直面している地域金融機関に対し、インパクト評価プロセスの伴走支援や、融資先が創出する社会的価値の「見える化」を提供します。これにより、事業価値を向上させることを目的としています。
サービスの内容
この新サービスは、2つの主要な軸で構成されています。まず、
プロセス伴走支援として、地域課題のマッピングや融資候補先のKPI設計支援を行います。また、KPIの収集・分析や成果発信のためのコンテンツ制作も支援します。次に、
融資先への価値創出を目的として、個々の融資先のインパクトを映像や事例として視覚化し、融機関自身の取り組みを広報します。
期待される効果
このサービスにより、金融機関は業務の負担を軽減しつつ、安定したインパクト評価を実現できます。また、地域貢献を最大化し新たな資金需要を確保することにも寄与すると期待されています。さらに、PIF融資先企業は資金調達の手段を増やし、採用力を向上させることが可能です。このように、インパクトサークルのサービスは地域社会と企業双方にとって大きな利益をもたらすでしょう。
今後の展開
インパクトサークルは、現在複数の地域金融機関との協議を進めており、今後はインパクト評価に関する知見の共有や標準化を進めていく予定です。これを通じて、他地域や他金融機関への展開が期待されています。また、PIFの創出事例を発信し、企業と金融機関・投資家を結びつけるインパクトプラットフォームも構築中です。
会社概要
インパクトサークル株式会社は2021年7月29日に設立され、東京都港区に本社を置いています。PIFの可視化やファイナンスの提供を通じて、地域の課題解決に取り組んでいます。今後も社会的インパクトの創出に向けて、金融サービスの革新を目指します。
お問い合わせ
詳しい情報やミーティングをご希望の方は、インパクトサークルにお電話またはメールでお問い合わせください。電話番号は03-6757-4532、Eメールは
[email protected]です。