フォーデジット、デジタルデザインを強化するためベトナムに子会社設立

フォーデジット、ベトナムに子会社を設立

フォーデジットは、ベトナム・ホーチミンに新たな子会社を設立しました。これは、急速に経済成長を遂げる東南アジア地域でのデジタルデザイン市場の膨張に反応したローカルオペレーション強化の一環です。特に、ベトナムはIT人材が豊富で、国策としてIT産業に力を入れているため、優秀なエンジニアを活かしたサービス提供が可能です。また、デジタルデザイン市場においても、現在進行中のリモートワークやデジタルトランスフォーメーション（DX）の流れによって、需要は急激に高まっています。

経済成長とデジタルデザインの重要性

ベトナムは、コロナウイルスの影響を受けた世界でもプラス成長を遂げている数少ない国の一つです。2021年には、国内初の地下鉄が開通予定で、都市開発とともにデジタル技術に対する需要は一層高まっています。フォーデジットベトナムでは、このような経済成長を背景に、ビジネスのデジタルトランスフォーメーションを支援し、企業やサービスのデジタル化を促進する役割を担うことを目指します。具体的には、デジタルツールの制作やその活用に関するコンサルティングを行います。

豊富なIT人材の活用

ベトナムでは、多くの優秀なエンジニアが生まれており、フォーデジットはこれらの若い才能を積極的に採用します。特にフォーデジットベトナムは、最新のフロントエンド開発技術を駆使し、デジタルデザインの市場において重要な役割を果たすことを目標としています。また、日本やタイのチームと連携し、デザイン思考やクリエイティブな視点を強化することで、さらなる市場拡大を図ります。

東南アジア市場のさらなる展開

本子会社の設立によって、フォーデジットは東南アジア市場での事業展開を加速させる計画です。昨年設立したフォーデジットタイに続く形で、ベトナムの拠点を加えることにより、地域全体でのデジタルデザイン事業を展開します。この地域は、今後の成長が期待される市場であり、フォーデジットにとって重要な戦略的目標ともなっています。

代表取締役の就任

新たに設立されたフォーデジットベトナムの代表取締役CEOには、西村康宏氏が任命されました。彼は、サービスデザインのコンサルタントとしての豊富な経験を持ち、東南アジア市場の拡大を推進する重要な役割を担います。また、フォーデジットのクリエイティブマネージャーには、横山太志氏が就任し、現地の人材とのチーム形成を通じて確かな価値を提供することが期待されています。