HATSUTORIの挑戦
2025-01-23 13:38:25

未利用バイオマスを活用するHATSUTORIの挑戦が助成事業に採択

株式会社HATSUTORIの新たな取り組み



株式会社HATSUTORI(以下、当社)は、農林水産業の持続可能な開発を目指し、2024年度の「農林水産業みらい基金」に採択されたことを発表しました。この助成事業は、未利用バイオマスを原料としたバイオ炭の製造プロジェクトに関連しています。実際、宮崎県の山林で発生する流木や林地残材を利用し、また旭化成株式会社とのコラボレーションにより、工場から出るセルロースなどの資源を最大限に活用することを目指しています。

バイオ炭は、農業や畜産業において資材としての利用が期待されています。特に、当社が持つ移動式炭化炉の技術を活用することで、地域社会のサーキュラーエコノミーの構築を進めていきます。この炭化炉は、独自の無煙技術を搭載しており、環境負荷を低減しつつバイオ炭の製造を行うことが可能です。

未利用バイオマスの循環利用



当社のプロジェクトは、地域資源の有効活用を通じて生産性向上を図ります。未利用バイオマスの蓄積は全国的に見ても大きな課題として認識されており、これを解決することは地域農業の振興にも寄与します。具体的には、流木や林地残材をバイオ炭として農地に還元することで、土壌環境の改善や持続可能な農業の実現に繋がるでしょう。

また、旭化成との連携についても触れておきたいと思います。旭化成は、再生可能なバイオマスを原料としてさまざまな製品を製造している総合化学メーカーであり、当社はそのノウハウを活かすことで、より効率的な資源利用を目指しています。

農林水産業みらい基金の意義



農林水産業みらい基金は2014年に設立された一般社団法人で、地域農林水産業者の課題解決に向けた創意工夫を支援しています。この基金を通じて、地域の持続可能な活性化を目的としたプロジェクトが数多く展開されています。公正・中立な立場で活動する同基金は、地域の発展に対する強い味方です。

未来へのビジョン



当社はこれらの取り組みを通じて、地域の農業・畜産業の生産性向上に貢献するとともに、カーボンニュートラルな社会の実現を目指しています。今後も持続可能な開発と地域経済の循環型モデルの構築に取り組んでいく所存です。このような活動が広まることで、日本全体の持続可能な未来が築かれていくことでしょう。

そして、これからも地域の方々と共に歩みながら、持続可能なビジネスモデルを追求してまいります。


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会社情報

会社名
株式会社HATSUTORI
住所
宮崎県宮崎市別府町6番17号宇田第3ビル3F(KIWビル)
電話番号

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