バーチャルシンガー廻花が小出祐介との新曲を発表

バーチャルシンガー廻花、1stアルバムから新曲リリース

新世代のバーチャルシンガーソングライター、廻花（カイカ）が2025年3月26日(水)にリリース予定の1stアルバム「うまれるまえからきみをしってる」から、先行シングル「東京、ぼくらは大丈夫かな」を配信開始します。この楽曲は、プロデューサーにBase Ball Bearの小出祐介を迎え、東京に上京した廻花自身の実体験を基にした豊かなストーリーが展開されています。

楽曲のテーマと背景

「東京、ぼくらは大丈夫かな」は、新生活を始める学生や新社会人に向けて、上京したばかりの希望や不安、葛藤を描いた作品です。廻花は、この曲を通じて自分の現在を見つめ直し、未来へと進んでいく姿を表現しています。また、楽曲の配信用ジャケットには、彼女自身が東京の街を歩きながら撮影した写真が使用されています。

曲作りでは、バンドサウンドを意識し、廻花がエレキギターのレコーディングにも初めて参加。キダモティフォ（toricot）、中尾憲太郎、高橋武（フレデリック）といった実力派ミュージシャンたちが集まり、ストレートなロックナンバーが完成しました。

ミュージックビデオの制作

ミュージックビデオは、注目の新進気鋭のバンド“CLAN QUEEN”のベーシストである“マイ”が監督を務め、新人俳優の“新井洸聖”が主演を飾っています。東京を舞台にした青くドラマティックな映像で、廻花の想いが込められた男の子の物語が描かれています。シーンは、早朝の渋谷スクランブル交差点でギターを演奏する新井の迫真の演技が印象的です。

廻花のコメント

「東京、ぼくらは大丈夫かな」を先行配信するにあたり、廻花は次のようにコメントしています。「東京での生活も早3年。人混みの中で感じる異常さがいつのまにか日常となり、ふっと立ち止まったときに、果たしてここにいる自分は本当に大丈夫なのかと考えることが増えていました。この楽曲は、そうした感情を忘れたくなくて作りました。」

また、彼女は「この曲は、皆さんが一人だと思わないように、共感を持っていただけることを願っています。」と、リスナーへの思いを語っています。

期待されるアルバム

2025年3月26日にリリースされる1stアルバム「うまれるまえからきみをしってる」には、全15曲を収録。中でも、廻花のデビュー曲「かいか」に繋がるテーマが盛り込まれており、彼女の音楽的な成長が感じられる内容になっています。幅広いジャンルの音楽を通じて感情を表現する彼女の姿が、より多くのリスナーに届くことを期待しています。