令和7年度 国公立大学入学者選抜について
文部科学省は、令和7年度の国公立大学入学者選抜の概要を発表しました。この情報は、2023年6月時点でのアナウンスに基づいており、今後の変更に注意が必要です。
入学者選抜実施大学・学部数
令和7年度の選抜に参加する国公立大学は、全体で179大学、そして637の学部が設定されています。前年の令和6年度は179大学、625学部だったため、若干の増加が見られます。
- - 国立大学: 81大学、414学部
- - 公立大学: 98大学、223学部
募集人員
国公立大学全体での募集人員は130,573人。前年の128,899人と比較しても増加しています。内訳は以下の通りです。
- - 国立大学: 96,320人
- - 公立大学: 34,253人
入試方法別の状況
総合型選抜
国公立全体で125大学がこの方式を採用しており、472学部で実施されています。これにより、約69.8%の大学が総合型選抜を行うことになります。具体的には、国立大学69、343学部がこの方式を採用しており、非常に高い割合です。
学校推薦型選抜
一方で、学校推薦型選抜の実施大学は173に上り、516学部がこの方式を採用しています。97%を超える公立大学が参加しており、高校からの推薦が鍵となる選抜方法となっています。
この数値は昨年度の状況と比較することが難しいですが、全体的に見れば国公立大学が学生の多様な選抜方法を用意していることを示しています。
新たな試み
特に注目すべきは、入学者選抜の整理です。「一般選抜」と「それ以外」から「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」といった形に再整理されています。これにより、各選択肢の特性を明確に示すことができるようになり、受験生にとっては選択の幅が広がったと言えるでしょう。
留意点
募集人員については、外国人留学生のみを対象とする選抜は含まれていないため、国公立大学への入学を希望している国内の学生に焦点を当てている点も確認しておくべきです。
まとめ
令和7年度の入学者選抜は、多様な選抜方法と豊富な大学・学部数を持つ国公立教育機関において、学生にとって魅力的な選択肢が多数存在します。受験を考えている方は、最新情報をしっかりとキャッチアップして、万全の準備を整えましょう。詳細に関しては、文部科学省の公式サイトでの確認もお忘れなく。