日本企業とベトナム学生が出会うキャリアイベントの成功裏開催

日本とベトナムの国際シンポジウムとキャリアイベントの開催

株式会社エタンセルが主催する、医学と介護に関する国際シンポジウムとキャリアイベントが2024年3月25日から27日にかけて、ベトナムのホーチミン市、フエ市、ダナン市で開催されました。このイベントは、日本の企業や自治体、教育機関と交流を深めることを目的としており、特に日本での就労を希望するベトナムの学生たちに貴重な機会を提供しました。

エタンセルは、2015年からベトナムの現地法人や教育機関との関係を強固に築いており、今回のカリキュラムもその流れを受けたものです。本イベントを通じて、ベトナムの学生たちは日本の職業観や企業理念についての理解を促進することが期待されます。

実施要項

イベントはホーチミン市の国立ナムサイゴン工科短期大学、フエ市のフエ医療短期大学、ダナン市のダナンフォンドン短期大学の3か所で行われ、参加者には医療省や労働省、保健省、教育省のスタッフが含まれるなど、幅広い関系者が集まりました。

日本側の出展企業も多く、介護と教育に関わる団体が集結し、様々な専門的なプレゼンテーションを実施。また、質疑応答のセッションが設けられ、参加者は日本の介護業界の現状や人材不足の課題に関して具体的な情報を得ることができました。

キャリアイベントの詳細

キャリアイベントは、次世代のリーダーを育成するためのもので、学生約200人が参加しました。参加企業は、日々の職務内容や組織の文化、評価制度などに関する詳細を説明。質疑応答では、学生たちが自身の疑問や関心について質問し、参加企業から丁寧な回答を受けました。

フエ医療短期大学で行われたセミナーでは、在学中の学生たちが150人参加し、各企業の待遇や働き方に興味を示しました。中には即座にプログラムに参加を希望する学生も多く、参加企業はその反応に驚きを隠せませんでした。

参加者の声

各大学関係者からは、「学生と企業の意見交換に多くの場が設けられ、彼らにとって将来のキャリア選択に役立つ情報を提供できた」との声が寄せられました。留学を目指す学生に対しては、生活や通学に関する具体的なアドバイスも提供されました。

エタンセルの取り組み

このイベントを通じて、エタンセルは日本の介護業界における外国人材採用の現状を深く理解し、ベトナムの学生たちの未来に寄与したいと考えています。参加企業からも新たな人材発見の喜びの声が上がり、今後の交流の可能性を感じています。また、ベトナム社会が抱える課題にも触れ、日本企業がどのように関与できるかを模索しています。