Paintnote株式会社の新たな一歩
塗料業界に特化したSaaS(Software as a Service)開発を行う
Paintnote株式会社が、このたび約4,000万円の資金調達を実施しました。同時に社名を「Engo株式会社」から「Paintnote株式会社」へと変更しました。これにより、今後の企業発展に向けた体制の強化を図ります。
資金調達の背景
Paintnoteは2019年7月に設立され、塗料業界向けのクラウド型販売管理システム「Paintnote」及び受発注システム「Paintnote EDI」を提供しています。創業以来、業界のサポートを受けて成長を続けており、今回の資金調達を通じてさらなるプロダクト開発や人材採用に取り組む予定です。会社の理念である「塗料業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる」という目標を前進させるために、資金を有効に利用する意向を示しています。
先行投資の期待
資金調達に関してコメントを寄せた株式会社カシワバラ・コーポレーションの山田浩司プロジェクトマネージャーは、Paintnote社が提供するサービスの資産価値について強い期待を寄せています。特に、業界がアナログな商習慣に依存している中で、Paintnoteが提供するデジタル化の重要性を理解しており、サポートを惜しまない姿勢を見せています。
同様に、Gazelle Capitalの石橋孝太郎代表パートナーも、Paintnote社の課題解決能力と業界への真摯なアプローチに評価を与えています。彼らのプロダクトが業界に充実した影響を与え、将来的には大きな変化をもたらすと期待されています。
社名変更の意図
Paintnote株式会社への社名変更は、より多くの顧客にサービスを知ってもらうことを目的としています。2020年には「Paintnote」を、2021年には「Paintnote EDI」をリリースしており、今後は新しい社名がさらなる認知度の向上に寄与することが期待されます。
サービスの詳細
Paintnote
Paintnoteは、塗料販売店に特化したクラウド型販売管理システムで、業界特有の課題に対応しています。例えば、「調色」というプロセスによって多くの商品が生まれるため、管理コストが高くなるという課題に焦点を当てています。また、得意先ごとに異なる販売価格の管理や、外出先でも履歴調査と在庫確認ができる機能を提供することで、営業活動の効率化を図っています。
Paintnote EDI
もう一つのプロダクト「Paintnote EDI」は、受発注業務専用のクラウド型システムです。業界の特性を理解し、効率的な業務プロセスを実現するための機能が多数用意されています。例えば、電話やFAXによる煩雑な受注業務を削減し、デジタルでの情報伝達によりより迅速で正確な対応が求められています。また、顧客満足度を向上させるための新たな視点をもっています。
会社情報
社名: Paintnote株式会社
所在地: 東京都品川区小山 6丁目1-6 矢野ビル202
代表者: 藤井友輝
設立: 2019年7月1日
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公式URL:
Paintnote公式サイト
新たな資金調達と社名変更により、Paintnoteは塗料業界におけるデジタル化の先駆けとして、さらなる革新を進めていくことでしょう。今後の展開に大いに注目が集まります。