新生成AIアプリ登場
2025-04-07 10:30:27

業務効率化を実現する新生成AIアプリ『SENSYN CORE Agent』の登場

業務効率化を実現する新しい生成AIアプリ『SENSYN CORE Agent』の概要



株式会社センシンロボティクスは、最近新しいAIアプリケーション『SENSYN CORE Agent』の提供を開始しました。社会インフラのデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるリーディングカンパニーとして、AIアプリケーション開発プラットフォーム『SENSYN CORE』に生成AI機能を統合し、業務の効率化を図るこのアプリは、さまざまな業界での応用が期待されています。

生成AIによる業務の効率化



生成AI技術は近年急激に進化しており、特に業務効率化においてその重要性はますます高まっています。特に社会インフラ分野では、専門知識が求められる業務や膨大な文書が必要とされる場面が多いため、AIを用いた業務の最適化が不可欠です。しかし、最適なAIシステムの構築には高い技術力とコストが要求され、導入が難しいのが現状です。

その点、センシンロボティクスが提供する『SENSYN CORE Agent』は、企業が抱えるこの課題を解決するための新たなツールとなります。これまでの実績として、同社はAIコンテスト「第2回 AI Challenge Day」においてアスキー賞を受賞し、AI実装技術の高さが外部からも評価されています。

『SENSYN CORE Agent』の機能



『SENSYN CORE Agent』は、専門知識に基づく自動応答、転記作業の自動化、文書生成の自動化など、幅広いユースケースに対応しています。具体的には以下の機能を持っています。

  • - 専門知識に関する回答: 社内のナレッジや業界標準の情報を学習して、専門的な問い合わせに自動で回答します。
  • - 転記作業の自動化: 画像解析機能を用いて、帳票から必要な情報を自動的に抽出し、業務の効率化を図ります。
  • - 文書生成の自動化: 過去のドキュメントからデータを抽出・転記し、レポートや業務文書を迅速に作成します。

また、アプリケーションのアーキテクチャにはRAG(Retrieval Augmented Generation)を採用しており、特に社会インフラ関連の業務に不可欠な表や数式、図の学習・生成が可能です。これにより、精度の高いデータ処理能力が実現されています。

具体的な活用事例



実際の活用事例として、三井共同建設コンサルタント株式会社が挙げられます。この会社では『SENSYN CORE Agent』を用いた専門書を迅速に検索するためのチャットボットを導入しています。膨大な専門資料から必要な情報を手作業で探し出す作業は時間がかかり、経験の浅い技術者にとっては特に負担となっていました。しかし、アプリ導入後は、情報を迅速に得ることができ、作業効率の大幅な向上が実現しました。

今後の展開



今後は、さらなる業務領域への適用や『SENSYN CORE Agent』の機能強化を進める計画です。プロトタイプアプリの開発や勉強会を通じてお客様と共創し、実践的な業務改善をサポートします。生成AIを用いた PoC(実証実験)や業務課題の整理、計画立案、導入ロードマップの策定なども行いながら、社会インフラ分野におけるDXを加速させていきます。

センシンロボティクスのミッション



センシンロボティクスは『社会の「当たり前」を進化させていく。』というミッションのもと、AIとデータの力を用いて社会や企業が抱える課題に取り組んでいます。労働力の不足、安全リスクの増加、コスト上昇といった現代の課題に対し、最新のテクノロジーを駆使したソフトウェアソリューションを提供しています。これにより、老朽化するインフラ点検や少子高齢化による労働人口の減少、激甚化する災害といった問題に対して、サステイナブルな未来を実現することを目指しています。

本社は東京都品川区に位置し、全国に展開しているセンシンロボティクス。新しい時代の業務効率化の一翼を担う『SENSYN CORE Agent』に、今後のさらなる進化が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社センシンロボティクス
住所
東京都品川区大井一丁目28番1号住友不動産大井町駅前ビル4階
電話番号

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