エシカルセルフケアブランド、MiYO ORGANICは、その名が示すように、環境に優しい製品を提供することを理念として成り立っています。2018年に創業したこのブランドは、これまでラグジュアリーホテル向けに、サステナブルな竹製歯ブラシを提供してきましたが、最近のリブランディングにより新たな展開に踏み出すこととなりました。
リブランディングの背景
約3年半の運営を経て、MiYO ORGANICは自己のブランドアイデンティティと方向性を再評価しました。これまで主にホテルアメニティとしての立場から、一般消費者向けの市場へ幅を広げることを決定します。
「使い捨てという常識を覆す」という目標の下、彼らは「ホテルからのギフト」としての新しい価値を創造し、エシカルセルフケアの新しいカテゴリーを提案。日常生活の中でも、環境に配慮した製品を楽しむことの重要性を訴えかけています。
ブランドステートメントと新ロゴ
新たに掲げるブランドステートメントは“気持ちよく使えるものが、自分にも地球にもやさしいものであってほしい。”それを形にするため、ブランドの在り方を見直し、再定義しました。
この見直しにより、同社は「エシカルセルフケア」をブランドの中心に据え、製品づくりにおいて環境への配慮と使用者の満足度を両立させることを目指しています。新しいロゴは、柔らかさとしなやかさを持つ植物をモチーフにし、誠実さと高級感を融合させたデザインに刷新されました。
商品の品質向上と社会的貢献
MiYO ORGANICは商品クオリティの向上にも注力しており、竹素材の管理を徹底することにより、毛の本数を増加させ、より快適な使用感を提供。さらに、環境に優しい素材としてナイロン610を採用し、その含有率は63%に達します。柔らかさと耐久性を兼ね備えたその製品は、サステナビリティに対する高い意識を持つ現代の消費者にマッチしたものとなっています。
これに加え、愛知県内の障害者就労支援施設との連携を見直すことで、品質管理を向上させ、不良品の発生を最小限に抑える体制を築いています。社会への貢献と製品の品質向上は、MiYO ORGANICのブランド理念の要となっているのです。
今後の展開とキャンペーン
今後、MiYO ORGANICは「使い捨て」の概念に再挑戦し続け、提案型の存在として消費者に新たな選択肢を提供していく予定です。注目すべきは、5月5日の「こどもの日」に合わせて、子供向け製品「ファースト歯ブラシセット」を発売予定である点。さらに、6月4日の「歯の日」には歯ブラシをギフトとして贈るキャンペーンが計画されています。
オンラインショップでの展開も強化され、これまでのホテルアメニティに加え、ギフトポーチや巾着などの新アイテムも登場する予定です。これらの取り組みを通じて、「捨てない文化」を日常の中に浸透させ、環境意識の高い社会を目指しています。
代表取締役のメッセージ
「毎日使うものだからこそ、気持ちよく使えて、見た目も美しく、地球環境にも配慮されているものを提供したい」と山本美代代表取締役は述べています。リブランディングの新しい試みを通じて、ホテルでの体験を入り口として、長期的な関係を築くことが目指されています。「1人1人の小さな選択が、大きな力となる」。MiYO ORGANICは、エシカルセルフケアという価値観を通し、持続可能な未来へ向けて、共に歩み続ける意欲を示しています。
会社概要
私たちの取り組みを感じていただけるよう、詳細な情報は下記のリンクをご参照ください。
MiYO ORGANICの今後の展開に期待が高まります。環境に優しい選択肢が一般消費者の手に届くことで、より持続可能な未来を実現する一助となることを願っています。